よみタイ

栗原登志恵「スタイリスト栗原登志恵のイタリア時間  服も暮らしもシンプルシック・ベースがいい」
ミラノとアッシジ。
スタイリストの栗原登志恵さんが、2つの町を拠点にイタリアに暮らして約15年。
夫、アメリカン秋田犬のクマちゃん(4歳♀)とともに、
都会と田舎、それぞれの生活を楽しんでいます。
イタリアでの日々を通して提案する、心地よい暮らしとは――。
日本に住んでいても、簡単に取り入れられるヒントの宝庫です。

冬のおうち時間の装い

クマちゃんと川沿いの道へ散歩に。
クマちゃんと川沿いの道へ散歩に。

特に予定がなく自宅で過ごす冬の日。
突然の来客や近所への急ぎの買い物などのとき、あえて着替えなくてもいいように、
以前は、シャツにベーシックカラーのニットを重ね、
同系色のパンツというスタイルで過ごすことが多かったです。

コロナ禍で来客も急ぎの買い物もめっきり減り、
気がつくと、ここ2年ほどは、ニットの下にはTシャツやヒートテック、
ボトムスもカシミヤやウールのパンツなど楽なアイテムを選ぶことが多くなりました。

気温によってはスカーフやストールを首に巻いたり、
ショートジレ、ロングジレなどを重ねてたりなどで調整しています。

ニットのトップス、ニットパンツにストール。落ち着いた色をベースにしてスカーフの色を差し色に。
ニットのトップス、ニットパンツにストール。落ち着いた色をベースにしてスカーフの色を差し色に。
ファーのポケットがついたロングジレ。ネイビーでまとめ、赤いベルベットのフラットシューズを効かせて。
ファーのポケットがついたロングジレ。ネイビーでまとめ、赤いベルベットのフラットシューズを効かせて。

気をつけているのは
一日中着たら、ニットやパンツにアイロンの蒸気を当てて軽くアイロンがけをすることです。

毛玉も気になります。
日本へ帰国した際の自主隔離期間中に、ぼんやり見ていたテレビショッピングで購入した毛玉取りが優れもので愛用中です。
お手入れしていると、食べこぼしの後や虫食いの穴があることも…目にした時はショックですが、
ウールの糸で繕えばほとんどわからなくなります。
早めの対応が肝心です。

汚れや匂いが気になったら、クリーニングに出さず、家で洗濯もしてしまいます。
手洗いや、洗濯機のウール洗い設定で30度くらいの温度設定以下がいいようです。
同様の設定で、スカーフやストールも洗います。
乾いたらアイロンを当て、薄手のニットならば紙を一枚入れて畳むとシワがつきにくくなります。

以前は、季節の変わり目にクリーニング屋さんへどっさり持って行ったものです。
お手入れし始めたのは家で過ごす機会のお陰で、愛用品を手入れする時間も楽しめるようになりました。

ニットのお手入れグッズ。
ニットのお手入れグッズ。

昔の笑い話ですが、洗濯物を乾燥機にかけたあと、ふんわり感を楽しみながら畳んでいました。
洗濯ものの中から、小さな小さなニットが出てきました。
混ぜるな危険!……気づかずにニットも洗濯、乾燥機に入れてしまったんですね。

見事に縮み、変わり果てたサイズ感に家族で大爆笑。
当時の愛犬ビクターの洋服にピッタリのサイズで、再度爆笑した思い出があります。
乾燥機の温度で大人Mサイズのニットが子供用サイズに縮んでしまいました。
皆様も、お洗濯にはご注意を。

 

クマちゃんの毛はふさふさでニットいらず…大好きなご主人様の帰りを待つ後ろ姿。
クマちゃんの毛はふさふさでニットいらず…大好きなご主人様の帰りを待つ後ろ姿。

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栗原登志恵

1964年東京都中野区生まれ。スタイリスト。
文化服装学院の服装科在籍中に、ファッション雑誌「JJ」のスタイリストのアシスタントとなる。
卒院後、ファッションジャーナリストの大石尚氏のアシスタントを務め24歳で独立。
上品でコンサバティブながらも遊び心のあるコーディネートは、女性誌一般読者はもちろん、女優やタレントからも支持を得ている。
2006年からミラノ在住。仕事の際には東京とイタリアを往復している。別荘のあるウンブリア州のアッシジに滞在することも多い。

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