2026.10.4
“地獄”にあるのに、ここは“天国” ⁉ 滝つぼがそのまま温泉になった「川原毛大湯滝」【山の名&珍プレイス 第11回 前編】
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水着さえ持っていけば、もしかしたら貸し切り状態にも!?
しかし、意外にも滝の下で温泉を楽しんでいる人はそう多くはない。川原毛大湯滝では水着を着用しなければならず、夏の期間は男女別の脱衣所も設けられているが、わざわざ水着を持参する人は少ないようだ。持っていかねばならないことを知らなかったのか、知ってはいてもわざわざ着替えるのが面倒だからなのか……。


いずれにしても、川原毛大湯滝にお気に入りの水着やタオルを持っていくのはお勧めしない。ここに流れているお湯のPHは1.41と強酸性。濡れたまま長時間放置しておくと、脱色してしまう可能性があるからだ。また、肌に切り傷や擦り傷があるとピリピリと痛んでしみるだけではなく、お湯が目に入るとかなりの刺激である。お湯が付いた状態で顔をぬぐうときは気を付けてほしい。
観光気分で訪れるのならば、川原毛大湯滝から流れ出す沢での足湯でも十分かもしれない。だが、せっかく東北の深山まで足を延ばすのだから、ぜひ水着を持っていこう。ひょっとしたら自分以外に滝つぼに入る人はいなくて、貸し切りのような状態で適温の湯をのんびり楽しみ、川原毛「地獄」なのに「天国」のような気分を味わえるかもしれない。
(10月11日公開の<後編>に続く)

次回、連載第11回<後編>は10/11(日)9:00公開予定です
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