2023.12.24
腸内環境だけでなく、眼精疲労や記憶力低下、睡眠障害にも効く? 10種類以上の「ヨーグルト」をガチ試食してみた
前回は健康チェックのバロメーターともいわれる大切な「おしっこ」がテーマでした。
今回は前回の流れで大きな興味が芽生えた「ヨーグルト」について。
(イラスト/山田参助)
第35回 「ヨーグルト」という白い沼
ハマった。沼にハマってしまった。それは突然の出会い。雪のように真っ白で、蜜のように甘い誘惑。もがけばもがくほど深みにハマってゆき、私はこの沼からしばらく抜け出せそうにもない。
そう、四十四歳にして、私はヨーグルトという白い沼にどっぷりとハマってしまった。
きっかけは〝おしっこ〟だった。
健康の証ともいえる「限りなく透明に近いイエロー」なおしっこを目指し、利尿効果を高める食べものを探し求めた私は、併せて尿酸値の上昇を抑える優れものとして、「明治プロピオヨーグルトPA-3」なるものがあることを知る。
目的のブツを求めて訪れた近所のスーパー、そのヨーグルト売り場にて、カルチャーショックと呼んでもいいほどの衝撃を私は受けることになる。
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私が知らなかっただけで、最近のヨーグルト……実はちょっとヤバいのである。
私の中でのヨーグルトのイメージといえば、明治の「ブルガリアヨーグルト」や、グリコの「朝食りんごヨーグルト」に、あとはオハヨー乳業の「~がおいしいヨーグルト」シリーズが代表的なものとして挙げられる。
ところが最近では、ヨーグルトそのものの美味しさに加え、私たちの身体にさまざまな良い影響を与えてくれる「機能性」が重視されたものが多数販売されているようだ。
ズラリと陳列されたヨーグルトに目をやる。胃の負担を和らげてくれるもの、内臓脂肪を減らすのを助けてくれるもの、大腸の腸内環境を改善してくれるもの、眼精疲労、睡眠障害、美肌促進に効果があるもの、果ては、記憶力の低下を抑えるものまである。失礼ながらここまでくるとちょっと怪しい(褒めてます)。
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