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佐藤誠二朗「CITY BOYおじさん 湖畔でデュアルライフはじめました。」

蚊にブヨにアブ…虫に刺されやすい体質の僕が、山の暮らしで見つけた最強の撃退法とは?

パワフルな害虫に対抗する、最強蚊取り線香と最強軟膏

僕ぐらい虫に刺されやすい(あるいは前述のとおり、虫刺されに敏感に反応しやすい)人間になると、ほのかに香る虫除けリングやアロマキャンドルなどというヤワでオシャレなものでは、まったく効果がありません。
虫除けスプレーや腕時計型の蚊よけマット、超音波発生装置なんかも一通り試してみましたが全然だめ。
長年にわたり試行錯誤してきた結果、一番頼りになるのは結局、昔ながらの蚊取り線香であるという結論に至っています。

そして、蚊が多い東京の家では普通の蚊取り線香でいいのですが、ブヨやアブといったさらにパワフルな吸血鬼がウロウロしている山の家では、“最強”の呼び声高い赤い蚊取り線香を愛用しています。
その名は「パワー森林香」。

頼りになる「パワー森林香」
頼りになる「パワー森林香」

最近はキャンプ好きの人の間でも人気なのでご存知の方も多いと思いますが、「パワー森林香」はもともと、林業従事者向けに開発された強力蚊取り線香。
火をつけると立派な煙がモクモクと立ちのぼり、その中には普通の蚊取り線香よりずっと効果が高い虫除け成分が含まれているそうです。
これを使うようになってから、嫌な虫に刺される回数はだいぶ減りました。
効果の高さは保証しますので、僕と同じような虫刺され体質で、外で過ごすことが多い人はぜひお試しを(ちなみに「パワー森林香」は強力すぎるので、屋内で使うことはできません)。

それでも虫に刺されてしまったときのため、僕が常備し、夏場は必ず携行しているのは、やはり昔ながらの塗り薬「タイガーバーム」です。
1870年代にシンガポールで開発された「タイガーバーム」は消炎鎮痛作用のある軟膏で、かつては肩こりから虫刺されまで、多くの効果がある“万能薬”として知られていました。

しかし、いろいろな大人の事情があるのでしょう。
現代の「タイガーバーム」のパッケージに記載されている効能・効果は、「肩のこり、腰痛、筋肉痛、うちみ、ねんざ、神経痛、関節痛、リウマチ」と限られ、虫刺されは見当たりません。
でも僕の長年の虫刺され経験から言わせてもらうと、やっぱりタイガーバームが一番効くのです。
ただしこれは正式な効果効能ではないので、使うなら自己責任で。僕は完全に自己責任と割り切って、虫刺されに塗っているのですから。

なんてエクスキューズをしつつ、「タイガーバーム」が好きすぎて使い終わった空き瓶もなかなか捨てられない僕から、空き瓶の有効活用法をひとつご紹介します。
コーン型のお香の、香炉がわりにするのです。
お香は使い終わったあとの灰の処理がやや面倒なものですが、タイガーバームの空き瓶の中で炊けば、火が消えたのちフタを閉めておしまいです。
フタをするとしっかり消火されるので、万が一残り火があっても心配ありません。
それに、タイガーバームの瓶の中から煙をあげるお香というのも、なかなかキッチュで面白いですよ。

「タイガーバーム」空き瓶香炉
「タイガーバーム」空き瓶香炉

なんだか蚊の話からだいぶそれましたが、今回はこのへんで。

連載初回「東京で生まれ東京に骨を埋めると思っていた僕が、デュアルライフを選んだ理由」はこちらから
本連載は隔週更新です。次回は7/6(水)公開予定。どうぞお楽しみに!

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佐藤誠二朗

さとう・せいじろう●児童書出版社を経て宝島社へ入社。雑誌「宝島」「smart」の編集に携わる。2000~2009年は「smart」編集長。2010年に独立し、フリーの編集者、ライターとしてファッション、カルチャーから健康、家庭医学に至るまで幅広いジャンルで編集・執筆活動を行う。初の書き下ろし著書『ストリート・トラッド~メンズファッションは温故知新』はメンズストリートスタイルへのこだわりと愛が溢れる力作で、業界を問わず話題を呼び、ロングセラーに。他『糖質制限の真実』『ビジネス着こなしの教科書』『ベストドレッサー・スタイルブック』『STUSSY2017 FALL/HOLIDAY COLLECTION』『DROPtokyo 2007-2017』『ボンちゃんがいく☆』など、編集・著作物多数。

ツイッター@satoseijiro

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