2021.8.18
真夏の大冒険! 湖上で楽しむ最強のウォーターアクティビティとは何か?
新規導入したインフレータブルカヤックで、手軽に楽しく湖上散歩
コロナ渦とはいえ世間もお盆休みムードに包まれはじめた8月某日、山の家にもっとも頻繁に泊まりにくる高校時代からの友人一家が、2泊3日の予定で遊びにきました。
我が家の一人娘は中一、友の家には小六の娘がいるので、遊び相手にちょうどいいのです。
今夏の我が家には、最強・最新のレジャー兵器が導入されています。自家用カヤックを買ったのです。
メーカーはキャプテンスタッグ、機種はラグーン2。
パドルなどの周辺用品を加えても10万円を優に切る手頃な初心者向けですが、そこまで本格的にやる気のない我が家の民には必要十分な性能のカヤックです。

一口にカヤックと言っても、いくつかの種類があります。
テントのような金属フレームで組み上げる本格的なものではなく、ラグーン2はインフレータブル方式。付属のポンプで空気を入れて膨らますもので、要するにゴムボートの類です。
インフレータブルカヤックは準備が簡単なうえ、比較的コンパクトに収納できるので置き場所に困らないなどの利点があります。一方で、水面にぽっかりと浮かぶ形状のため、波風に流されやすいという弱点があるそうです。
つまり海や激流の川には向かないカヤックなのですが、我が家の場合は山中湖村の家に常備し、湖以外で乗るつもりはないので、これで十分というわけです。

湖畔に運び、さっそくポンプで膨らませます。
ポンプはなかなかパワフルで、パンパンに膨らませるのにたいした時間はかかりませんでした。

初めて水に浮かべるわけですから、進水式を忘れてはいけません。
友人にコンビニで買ってきてもらったワインを舳先にジャバジャバとかけ、「かしこみかしこみ〜」と超我流の安全祈願。
これでよし。いざ、山中湖へと漕ぎ出します。

ちなみに、昨年も同じ頃に遊びにきた友人一家とともに、我が山の家から車で小一時間走った先にある本栖湖まで行き、みんなでレンタルSUPをやりました。
富士五湖の中でもっとも西に位置する本栖湖は、抜群の透明度を誇る静かで綺麗な湖で、ウォーターアクティビティに最適です。
本栖湖は西湖とともに、条例によってエンジン船の航行が禁止されています。そのため機械油などが水に混ざることもなく、また湧き水のみが源泉なので素晴らしい水質が保たれているのです。
しかし今回は初めてのカヤック体験で若干の不安があったので、本栖湖には行きませんでした。
山中湖ならもし万が一沖に流されて、にっちもさっちもいかなくなったとしても、誰かに頼めばモーターボートでピューっと助けに来てくれるはずなのです。