2021.5.12
今どきデュアルライフを彩る優れもの。ハンモック、ホットサンドメーカー、オイルランタン
夜はウッドデッキで星空観察タイム。お供に加えた2台目のランタン
充実の野外ランチタイムを過ごしたその夜、自宅のウッドデッキで星空を観察します。
日中の空気が暖まるこの時期は春霞が出るためか、「満天の星!」という感じではなく、都会と同じくらいの数の星しか見えませんが、春に一番見えやすくなるという北斗七星を確認しました。
北斗七星の脇にあるはずの死兆星は見えなかったので、僕の命はまだ当分大丈夫そうです。
北斗七星を見つけたらすぐに死兆星を探してしまい、見当たらずにホッとするというこのルーティン、同世代男子ならきっと分かってくれるでしょう(ピンとこない方は「北斗の拳 死兆星」でググってください)。

日が落ちるとまだだいぶ冷え込みますが、僕はウッドデッキで過ごす時間が好きなので、暖かい上着を羽織ってしばしば外に出ます。
そんな夜のウッドデッキタイムのお供は、二年ほど前に買ったMoriMoriという新興家電メーカーの“LEDランタンスピーカー”。
コールマンの“ルミエールランタン”という名作ガスランタンのデザインをオマージュした製品なのですが、その佇まいといい四方に広がる音の質といい、非常に良くできていて、山の家ではいつも大活躍しています。

虫が多くなるこれからの季節には、このランタンスピーカーと蚊取り線香を携えてウッドデッキタイムを過ごしますが、この際、蚊取り線香に代わるもうひとつの秘密道具を加えることにしました。
テッテレー♪ 『キャプテンスタッグ製オイルランタンと、虫よけスターパラフィンオイル』!!

風情がある昔ながらのオイルランタンも今、キャンパーの間で密かなブームだって知っていましたか?
本来、オイルランタンの燃料は灯油なのですが、最近は灯油よりもすすが出にくく扱いやすい、パラフィンオイルを使うことが推奨されています。
そしてパラフィンオイルには虫よけ成分を配合したものがあり、蚊取り線香いらずになるのです。う〜ん、優れもの!
風に強いため「ハリケーンランタン」とも呼ばれるレトロなオイルランタンは、1893年にドイツのフュアハンド社が発売したものがオリジナル。
僕の買ったキャプテンスタッグ社のものは、フュアハンド社の名品オイルランタンのほぼ完コピー品ですが、僕はキャプテンスタッグというメーカーが好きだから、これでいいのです。
だってキャプテンスタッグは燕三条の金属加工老舗メーカー、パール金属のアウトドア製品部門なのですから。

どうやら僕は燕三条信者のようです。
連載初回「東京で生まれ東京に骨を埋めると思っていた僕が、デュアルライフを選んだ理由」はこちらから。
本連載は隔週更新です。次回は5/26(水)公開予定。どうぞお楽しみに!