2020.6.10
過去にモテたことを引きずっている美人と、前職の会社名を引きずっている奴は同類だ
自己紹介で前職の社名をまっさきに言う理由
「前職は〇〇社(大企業)にいました!」
……で?
自己紹介の一番のウリが前職の会社名だったりするのだ。
確かに経歴は自己紹介の一部ですし、過去の自分の実績ですから、説明は必要である。
しかし、それが起業してからの看板になるわけではない。
これ、うまくいっていない人ほど、前職の会社を使う人が多い気がする。
成功している人は、あまり前面に前職の社名を出していないような……。
起業してからこの事実に気づくと悲惨なんですよね。
会社の看板があったから、大手企業もあなたと話をしてくれていた。
それで、会社の看板がなくなった瞬間、目も合わせてもらえなくなる。
なぜなら、その大手企業さんはあなたではなく、会社名をみていたから。
それが、だんだん勘違いしてしまうのです。
会社じゃなく、俺の実力だと。
よくある怖い話をします。
「起業したら、仕事を振ってくれると確約もらってます!」
それで、仕事を振ってもらえなかった方を知っています。
一人二人ではありません。
みなさん。
社交辞令という四字熟語をご存じでしょうか。
特に、日本人は何も考えず、その場のノリで同調しがちです。
自分もそうじゃないですか。
てことは、相手もそうなのです。
性悪説になりすぎることはありませんが、もう少し、冷静に、
客観的に自分を見つめてみましょう。
なので、私は、大手企業から起業する方と過去美人だった方をみると、
なぜか重なって見えてしまうのです。
いつまで引きずるの?
過去は過去。
いつまでも過去の栄光を引きずってドヤ顔し続けている人をみると胸が痛い。
過去にモテた美人。前職を引きずっている起業家。
過去は過去。
今は今。
自分を客観視することが大切なことを、彼らをみて実感する。
過去の実績がなければ今の自分はないので、実績すべてを忘れろというわけではない。
しかし、私達人間は、過去ではなく今を生きている。
今、自分のスペックは?時代は何を求めている?
常に現在の自分と環境を分析して、生きていこう。