2020.6.10
過去にモテたことを引きずっている美人と、前職の会社名を引きずっている奴は同類だ
ブスとお金 第11回
ちやほやされていた自分から抜けられない
SNSで10代のギャルのような自撮りをしている30代以上の女をみていると吐き気がする。
「昔はきれいだったんだろうな。モテたんだろうな」
それは認める。
フェイスの部位をみていくととても整っているし、その写真からは自信しか見当たらない。
それはいいのだが。
いつまで10代のギャルのような写真を撮り続けるのだろうか。
私の知人に30代になってもギャルのような自撮りをする女がいるので聞いてみた。
私「ねえ。いつまでアイドルのブロマイドみたいな写真を撮り続けるの?」
女「え……いつまででって……」
私「私たち、もう30代じゃん。結婚もして子供も産んで、
いろいろ生活スタイル変わったじゃない。写真の撮り方は変わらないもんかね?」
女「だって、一番よくみえる撮り方って変わらないよ」
なぜ客観視できないのだろうか。毎日、鏡をみているのだろうか。
おそらく彼女の自己認識と他者評価は、年々乖離が生じてきているはずなのに、
いつになっても「ちやほや」されている自分のままなのだ。
過去に読者モデルやっていましたと言われても
「やってました」という過去形であって、今現在は違うわけだ。
でも、自己認識は昔のままなのだ。
なぜ人は過去の栄光を引きずるのか。
これは仕事においても同じことが言える。
大企業でお勤めしていました。
仕事で実績も残してきました。
また、お勤めしていた時、様々な業種の方と知り合いました。
それはそれは、華々しい経歴をお持ちの方が起業する際に似ている。