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佐藤誠二朗「グリズリー世代のバック・トゥ・ザ・ストリート」
グリズリー……それは北アメリカ北部に生息する大きな灰色のヒグマの名であると同時に、白髪交じりの頭を形容するスラング。頭にちらほら白いものが目立ち始める40~50代を、アラフォー、アラフィフといってしまえば簡単だけど、いくつになってもオシャレと音楽が大好きで遊び心を忘れない彼らを「グリズリー世代」と名付けよう――
そんな思いを胸に、自身もグリズリー世代真っ只中の著者がおくる、大人の男のためのファッション&カルチャーコラム。

あなたの趣味は何ですか? 僕はそろそろ岩石を掘りたいと思ってます

現在、僕の趣味と言えるものは3つ。
今年はじめたゴルフと、5年前、高校の部活以来復活させた剣道、そして10代の頃から途切れることなくずっと好きな音楽鑑賞だ。
逆に、一時期はそれなりにハマったものの、最近すっかりやらなくなったのは、バイクと釣りとカメラとバンドだ。

新しい趣味をはじめるとき、知らない人の中に飛び込んでいって新しい人間関係を築けるほど社交的ではないので、昔からの知り合いや友達の中で、同好の者を見つける。
バンドや釣りは、メンバーがなかなか揃わなくなってきて途絶えた。バイクやカメラは一人でもできるが、子供が生まれてからは色々と制約が多くて手放してしまった。

その点、ゴルフは年齢が適しているためか、「やろっかな〜」と少し呟いただけで、多くの友達から声がかかり、あっという間にゴルフ仲間に入れてもらえた。だから当分、続けるだろう。

同好の友が見つかるかどうかが心配な化石&鉱物採集の趣味

そして、僕にはいま、どうしてもはじめたい趣味がもうひとつある。鉱物や化石の採集だ。
前から興味はあったのだが、ここ最近、かなり思いが強くなってきている。そういうお年頃なのかな?

先日、思いあまってロックピックハンマーという、重さ1kgもある岩石掘削用のハンマーも買った。化石・鉱物採集の基本必須アイテムだ。
まだ未使用だからピッカピカ。いまのところ眺めたりさすったりしながら、「う〜ん、かっこいい!」と思っている。

カバンはずっと前に買ったものの、街ではいまいち持つ気がしない信三郎帆布の、その名も「鉱物採集・地質調査用カバン」を使おうと決めている。これに、掘り出した石を詰めるのだ!

それにしても、この趣味は同好の友を見つけることができるかな? 石掘りなんて一人でやれやと思うかもしれないが、良い石をゲットするためには、それなりに深い山に分け入る必要があり、素人の単独行は遭難の危険がマジ高そうなのだ。

とにかく、あとは仲間だけ。誰か〜、一緒に岩石掘ろうぜ!

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佐藤誠二朗

さとう・せいじろう●児童書出版社を経て宝島社へ入社。雑誌「宝島」「smart」の編集に携わる。2000~2009年は「smart」編集長。2010年に独立し、フリーの編集者、ライターとしてファッション、カルチャーから健康、家庭医学に至るまで幅広いジャンルで編集・執筆活動を行う。初の書き下ろし著書『ストリート・トラッド~メンズファッションは温故知新』はメンズストリートスタイルへのこだわりと愛が溢れる力作で、業界を問わず話題を呼び、ロングセラーに。他『糖質制限の真実』『ビジネス着こなしの教科書』『ベストドレッサー・スタイルブック』『STUSSY2017 FALL/HOLIDAY COLLECTION』『DROPtokyo 2007-2017』『ボンちゃんがいく☆』など、編集・著作物多数。

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