そんな思いを胸に、自身もグリズリー世代真っ只中の著者がおくる、大人の男のためのファッション&カルチャーコラム。
2019.5.28
キーホルダーは意外と重要なおしゃれアイテム。気を抜いてはいませんか?
キーホルダー、手を抜いていないだろうか。
財布、携帯と並ぶEDC(EveryDay Carry=毎日持ち歩くもの)三大要素にも関わらず、キーホルダーをおざなりにしている人は多い。
ジュエリーブランドの高価なものも素敵だと思うが、なんだかキーホルダーでそこまで張り切るのも妙な気がする。かといって、まさかそんな人はいないと思うが、小学生のようなみやげ物のキーホルダーで済ますのは大変まずい。
普段は人に見せることもない、どうでも良さげなところに少しだけ気を使っていると、おしゃれ感がグッと増すのだ。
僕は少し前まで、ポーターのシンプルなレザー製キーケースを使っていた。これはこれでけっこう気に入っていたんだけど、いちいちファスナーを開けて鍵を引っ張り出すという作業が意外に煩わしかったのと、車のリモコンキーを別に持たなければならないことがネックとなり、使うのをやめた。
プレッピーな雰囲気漂うスマザーズ&ブランソンのキーフホルダーがオススメ
そしてその後にキーホルダーについて深く考えて購入し、かれこれ5年近く使っているのがスマザーズ&ブランソン(S&B)というアメリカのブランドのものだ。
ここはゴルフ用品が有名で、プレッピーな雰囲気漂う素朴な刺繍が魅力。日本ではちょっと手に入れにくいけど一般向けのアイテムもたくさん出ていて、僕はブランドのECサイトから直接購入した。
どうせプレッピーっぽいなら、思い切り王道がいいなと思って研究した末、僕は鴨の柄にした。プレッピーな刺繍柄としては、テニスラケットやヨット、イルカ、ゴルフクラブやボール、フライフィッシングで釣る魚(レインボートラウト=ニジマス)、そして猟犬や狩猟対象の鴨なんかの柄がいいらしい。要するに、上流階級のスポーツをテーマにしたものが雰囲気なのだ。
使い込んで擦り切れてきたから、そろそろ買い替えかな。
最近ゴルフをはじめたので、次はゴルフクラブ柄にしよう。
