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佐藤誠二朗「グリズリー世代のバック・トゥ・ザ・ストリート」
グリズリー……それは北アメリカ北部に生息する大きな灰色のヒグマの名であると同時に、白髪交じりの頭を形容するスラング。頭にちらほら白いものが目立ち始める40~50代を、アラフォー、アラフィフといってしまえば簡単だけど、いくつになってもオシャレと音楽が大好きで遊び心を忘れない彼らを「グリズリー世代」と名付けよう――
そんな思いを胸に、自身もグリズリー世代真っ只中の著者がおくる、大人の男のためのファッション&カルチャーコラム。

キーホルダーは意外と重要なおしゃれアイテム。気を抜いてはいませんか?

キーホルダー、手を抜いていないだろうか。

財布、携帯と並ぶEDC(EveryDay Carry=毎日持ち歩くもの)三大要素にも関わらず、キーホルダーをおざなりにしている人は多い。

ジュエリーブランドの高価なものも素敵だと思うが、なんだかキーホルダーでそこまで張り切るのも妙な気がする。かといって、まさかそんな人はいないと思うが、小学生のようなみやげ物のキーホルダーで済ますのは大変まずい。
普段は人に見せることもない、どうでも良さげなところに少しだけ気を使っていると、おしゃれ感がグッと増すのだ。

僕は少し前まで、ポーターのシンプルなレザー製キーケースを使っていた。これはこれでけっこう気に入っていたんだけど、いちいちファスナーを開けて鍵を引っ張り出すという作業が意外に煩わしかったのと、車のリモコンキーを別に持たなければならないことがネックとなり、使うのをやめた。

プレッピーな雰囲気漂うスマザーズ&ブランソンのキーフホルダーがオススメ

そしてその後にキーホルダーについて深く考えて購入し、かれこれ5年近く使っているのがスマザーズ&ブランソン(S&B)というアメリカのブランドのものだ。
ここはゴルフ用品が有名で、プレッピーな雰囲気漂う素朴な刺繍が魅力。日本ではちょっと手に入れにくいけど一般向けのアイテムもたくさん出ていて、僕はブランドのECサイトから直接購入した。

どうせプレッピーっぽいなら、思い切り王道がいいなと思って研究した末、僕は鴨の柄にした。プレッピーな刺繍柄としては、テニスラケットやヨット、イルカ、ゴルフクラブやボール、フライフィッシングで釣る魚(レインボートラウト=ニジマス)、そして猟犬や狩猟対象の鴨なんかの柄がいいらしい。要するに、上流階級のスポーツをテーマにしたものが雰囲気なのだ。

使い込んで擦り切れてきたから、そろそろ買い替えかな。
最近ゴルフをはじめたので、次はゴルフクラブ柄にしよう。

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佐藤誠二朗

さとう・せいじろう●児童書出版社を経て宝島社へ入社。雑誌「宝島」「smart」の編集に携わる。2000~2009年は「smart」編集長。2010年に独立し、フリーの編集者、ライターとしてファッション、カルチャーから健康、家庭医学に至るまで幅広いジャンルで編集・執筆活動を行う。初の書き下ろし著書『ストリート・トラッド~メンズファッションは温故知新』はメンズストリートスタイルへのこだわりと愛が溢れる力作で、業界を問わず話題を呼び、ロングセラーに。他『糖質制限の真実』『ビジネス着こなしの教科書』『ベストドレッサー・スタイルブック』『STUSSY2017 FALL/HOLIDAY COLLECTION』『DROPtokyo 2007-2017』『ボンちゃんがいく☆』など、編集・著作物多数。

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