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MB「新潟出身の服バカが年商1億以上を稼ぐまで~ 小学生でもわかるMBのビジネス成功論」
特別な技術や才能、学歴がなくても結果を出すことはできる……地方のショップスタッフからスタートし、今や年商1億以上をあげるまでにいたったMBの仕事術とは? 自身の経験から培った、結果を出すための「特別な思考と行動」について語るMB的ビジネス成功論。

論理より直感の方が優れている? 〜役割で定義する相対価値論

合理的で打算的なことが大好きな現代人は、とかく勘違いしがちですが…「論理」より「直感」の方が優れています。
論理(ロジック)が積み重ねていく「階段」のようなものだとすると、ふと閃く直感(イマジネーション)はいわば「3段跳び」のようなもの。直感は時に論理で成長できる限界を遥かに超えてくるものです。

「説明できない、言語化しにくい…でも”コレ”なんだ!!」

というヒラメキは誰しも何年かに一度くらいは経験していることでしょう。
直感とはつまり論理の下地の中である要素とある要素が偶発的に繋ぎ合わされ飛躍が起こり、階段ではたどり着けない境地に達した状態のこと。

例えば私は販売員をしている時にふと「”売らないお店”を作ってはどうだろう」と思いついたことがありました。売上を伸ばすにはどうしたら良いのだろう…なんて会議で考えているときに、確信もなく狙ったわけでもないけれどふと頭に浮かんだのです。
「”売らないお店”ってどうだろう」と。

私はもう10年ほど前、初めて自分が店長を務めるお店で、イベントとして「商品が買えない日」を試してみました。「この日は買えません、並んでいるのは全てサンプルです」としっかり告知を出し、ひたすらお客様に試着だけしてもらうイベント。
お客様は「試着したら買わなきゃいけないかも…」というハードルでなかなか洋服を手に取れないわけですが、この日はいくら着てもそもそもレジがないので絶対に買えない。
イベントは驚くほど盛況で、朝から晩まで帰らずにひたすら試着をするお客様が何人も出てくる始末。
その日の売上はゼロでしたが、なんとそのイベントを行ったシーズンは昨年対比がとんでもない伸び率になりました。(正確に覚えてませんが、確か150%程度くらいだったはず!!)。

売らないお店として「試着イベント」を行なった結果、モノの良さが伝わり、結果的には「損して得とれ」になったわけです。

もちろん思いついた瞬間はそんなこと意識もしていません。
売上が伸びる確信も、顧客の反応もイマイチ確信はありませんでした。しかしそれでもなんとなく「コレだ!」と思えたのです。

まさに直感からスタートした話、こんな経験、皆さんはありませんか?

「好きだの嫌いだの歌った日本のポップスはゴミだ」という批判

そもそも考えてみたら論理を構成する「言語」は「感覚」の後に来て然るべきものです。

「おいしい」という言葉はとれたてのお魚をさばいて舌に乗せた時の「感覚」を後付けで表現したもののはず。
言語とは分かりにくい感覚を分かりやすいように説明したもの。
そして論理とは言語から生まれるものです。
だから論理が感覚より後に来るのは当然のこと。
言語化やロジックとは「感覚の後追い」でしかないのです。

思い返してみてください、最先端のものほど言語化しにくく分かりにくくはありませんか?
ユニクロの服はどこがどう優れているか理解しやすいものが多いですね。形は体型を綺麗に見せてくれる、機能性が高く丈夫で長持ち。
ところがルイヴィトンの洋服はどうでしょうか?

モデルが歩くランウェーショーをみても奇抜でどこがオシャレなのかまるで理解できない。しかも肝心の服はユニクロより遥かに機能性が劣り、丈夫さなんて微塵も考えられちゃいない。

「ユニクロの服の魅力」は100文字あれば説明できますが、「ルイヴィトンの服の魅力」は10000文字あっても説明し足りない。
最先端のもの、本質的なもの、創造的なものなどは、まだ感覚に近いため言語化がしにくいのです。

あらゆる映画を観尽くした映画ファンは解釈が難しい映画を好むものです。
我々一般人が見たら「なんじゃこりゃ?」と思うような映画を体感で理解し「面白い」と捉えることができます。

音楽も同じです。音楽ファンは「好きだ、愛してる」なんて大衆的なポップスよりも、リズムやメロディが複雑で理解しにくい海外の曲を好んだりします。

このように…芸術でもビジネスでもあらゆる最先端のもの、本質的なもの、創造的なものは、基本的に「分かりにくい」「言語化しにくい」「説明できない」という極めて直感的な世界の中にあるのです。

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エムビー●誰もが理解できる「オシャレの教科書KnowerMag」を運営。視覚効果や印象論などをベースにしたロジカルなファッション指南が好評を博す。「最速でおしゃれに見せる方法」「ほぼユニクロで男のおしゃれはうまくいく」などメンズファッション書籍の多数のベストセラー他、漫画「服を着るならこんなふうに」、ライトノベル「魔王は服の着方がわからない」などの原作監修も含め、関連書籍は累計100万部を突破。月額500円のメールマガジンは個人配信では日本1位を記録、月額5千円のオンラインサロン「MBラボ」も常に満員御礼状態に。自身のブランド「MB」発のオリジナルアイテム、フリークスストア、アダムエロペ、ステュディオス、しまむら、紳士服のAOKIといった大手ブランドとのコラボアイテムも爆発的な売上を記録している。
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