2020.9.9
ガチャガチャ最高! 実物大・可動式のリクガメフィギュアゲット!
僕ら世代が子供だった頃のガチャガチャは一回20円と安かったけど、出てくるカプセルはウズラの卵+αほどの大きさで、中に入っているのは鼻くそみたいにチンケなおもちゃだった。
それでも、何が出てくるかわからないギャンブル性は全子供を夢中にさせ、僕も鼻の穴を膨らませながらハンドルをガチャガチャしたこと、今でもよく覚えている。
それから数十年を経た現在、ご存知のようにガチャの世界は著しい発展を遂げている。
小学生の娘の買い物に付き合っていると、いつの間にかガチャガチャマシーンが並ぶ売り場に立っていることがある。
そのたびに景品を一通りチェックするのだが、必ずいくつかは親の僕自身がほしくなるアイテムがある。
「今日はダメ」「一回だけ」などと子供を制している手前、大抵の場合はグッと堪えるのだが、こればかりは無理だった。
実物大のリクガメフィギュアである。
いじっていると時が経つのを忘れるほどの素晴らしさ
ラインナップは①インドホシガメ、②インドホシガメ(アルビノ)、③ギリシャリクガメ、④ギリシャリクガメ(アルビノ)の四種類があって、どれが出てくるかはわからない。
500円とガチャの中では高値だが、ここは迷うところではない。
無言で百円玉を5枚取り出し、投入後おもむろにハンドルを右に回すと、④ギリシャリクガメ(アルビノ)が出てきた。
「よし!」とガッツポーズ。
かつて飼ったこともあるギリシャリクガメ、できればレアなアルビノが欲しかったので、まったく狙い通りだったのだ。
これだからガチャはやめられない。
このバンダイ製リグガメフィギュア。
「カメの骨格構造を徹底研究」してつくったと謳うだけあって、本当によくできている。
足、首、尻尾、口は可動式。
各関節は精巧につくられていて、本物のリクガメのように足・首・尾をぴったりと収めることができる。
なんて、かわいらしいんだ……。
手の平に置いてみると、まるで本物のカメちゃんがいるようだ。
いじくり回していろいろなポーズをさせていたら、いつの間にか30分ほど時間が経っていた。
久しぶりに120%大満足のガチャなのだった。