そんな思いを胸に、自身もグリズリー世代真っ只中の著者がおくる、大人の男のためのファッション&カルチャーコラム。
2020.6.29
ウィズコロナ生活で気になる傘の取り違え。IKEAの399円傘で解決!
我々は“ウィズコロナ”の新しい生活様式を模索しながら、徐々に平常運転へと戻りつつある最中だが、この6月の梅雨シーズンと重なり、どうしたものかと悩んでいることがないだろうか。
そう。傘の扱いだ。
僕は普段、日本人の国民的愛用品とも言える透明ビニール傘を使っているが、ご存知のように国民的であるがゆえに、これがよく取り違えられる。
コンビニや診療所などの共同傘立てに入れてしまったら、一瞬で自分のものがどれだったかわからなくなるのだから仕方がない。
取り違え防止のためのマーカー的なものがあるのは知っているが、それをつけるのも七面倒なので、これまでの僕は間違えられたら間違えられたでよしと思っていた。
そもそもビニ傘なんてどれも同じようなものなので、“自分の傘”という認識が希薄。気付かぬうちに、別の傘に変わっていたことも多々あったと思う。
俗に言う「ビニ傘は天下の回りもの」というやつだ。
お互いうるさいことは言わず、みんなで適当にやりましょうや、というのがコンセンサスになっていたような気もする。

自分には向かない“高級傘案”は却下。安くて誰も持っていない傘を使えばいいのだ
でもウィズコロナの世界では、それはまかり通らない。
ソーシャルディスタンスに気を配り、マスクをしたうえで密を避け、消毒液でこまめに手指の殺菌をしていても、他人の傘を持ってしまったら何にもならない。
このことについて友人と話していたら、ビニ傘はやめてちょっといい傘を買い、大事に使えばどうかというアイデアが出た。
なるほど、と思う。
でも、自分には無理だ。
頑張って高い傘を買ったのに、あっという間になくすか壊すかしてガックリきている1ヶ月後の自分の姿が目に浮かぶ。
じゃあ仕方がない。マーカー作戦かなと思っていた矢先、IKEAで良いものを見つけた。
メンバーズカードを持っていたらたったの399円で買える、IKEAオリジナルのナイロン傘だ。
コンビニの500円ビニ傘より安いじゃないか。
しかも、全体に柄が入っていてちょっとオシャレだし、目立つから取り違えられる心配もなさそう。
なんせ399円だから、なくしても壊してもダメージは小さい。
IKEAさんさすが!
しばらくはこれでいこうと思います。