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佐藤誠二朗「グリズリー世代のバック・トゥ・ザ・ストリート」
グリズリー……それは北アメリカ北部に生息する大きな灰色のヒグマの名であると同時に、白髪交じりの頭を形容するスラング。頭にちらほら白いものが目立ち始める40~50代を、アラフォー、アラフィフといってしまえば簡単だけど、いくつになってもオシャレと音楽が大好きで遊び心を忘れない彼らを「グリズリー世代」と名付けよう――
そんな思いを胸に、自身もグリズリー世代真っ只中の著者がおくる、大人の男のためのファッション&カルチャーコラム。

PC膝置き作業に役立つIKEAのクッションボードとダレスバッグ

日々、ひたすらPCに向かって原稿を書いたり編集作業をおこなったりしている。
頼まれなくてもとっくの昔から在宅勤務をしているワタクシ。

フリーランスワーカーはカフェで作業する人も多いけど、僕はあまり向いていないようだ。
周囲に大勢の人がいるだけで気になるし、店内に流れるBGMも集中力を妨げる要因になる。
ノイズキャンセリングヘッドフォンをすれば少しはマシだが、今度はPC画面を隣の席の人に覗かれているのではないかと気になってくる。
発売前の書籍のレイアウトや有名タレントの写真をいじっていたり、しょうもない文章を書いていたりするので、他人に見られるわけにはいかないのだ
そんなこんなでカフェで仕事できるのは2時間が限度。
「我が家が一番」と呟きながら帰ってきてしまう。

でも自宅の自室の机にばかり座って作業していると、だんだん能率が落ちてくる。
すると、気分転換に家の中の別の場所へ移動して作業を再開するのだ。

フリーランスという働き方も難儀なものでしょ?

リヒトラブのダレスバッグは通販サイトでも高評価の隠れた名品

自室のデスク以外でもっとも落ち着いて作業できるのは、リビングのソファ。
でも、ソファの脇に置いてあるローテーブルは、PC作業には向かない。
そこで僕がもう10年も愛用しているのが、IKEAのPC作業用クッションボード。正式名称は“BYLLAN”というのだそうだ。

大きさはちょうどよく、安定して長時間のPC作業ができる優れもの。
これのおかげで仕事はとてもはかどる。
人気のある商品のようで、IKEAの店頭ではいつもよく見かけるし、ネットショップでもずっと販売されている。

そして“PC膝置きグッズ”としてもうひとつ紹介したいのが、大阪の事務用品メーカー・リヒトラブが販売している、“ダレスバッグ”という書類ケースだ。
本来、ダレスバッグというのはドクターバッグとも呼ばれ、上部がガマ口のように開く革製バッグのこと。
1950年代の米国務長官、ジョン・フォスター・ダレス氏が手にしていたことから命名されたそうだが、このリヒトラブのバッグは、上部が開くというダレスバッグ最大の特徴を踏襲しつつ、プラスチックでつくられた簡易的な書類ケース。
通販サイトなどでは1500円前後で売られているので、バッグというより文具の範疇に入るのかもしれない。

あるとき、出先の文具屋でたまたま見つけて適当に買ったのだが、移動中にPCで原稿を書くのには本当に最適で、以降、愛用している。
隠れた名品のようで、通販サイトのレビューもかなりの高評価だ。
オススメですよ。

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佐藤誠二朗

さとう・せいじろう●児童書出版社を経て宝島社へ入社。雑誌「宝島」「smart」の編集に携わる。2000~2009年は「smart」編集長。2010年に独立し、フリーの編集者、ライターとしてファッション、カルチャーから健康、家庭医学に至るまで幅広いジャンルで編集・執筆活動を行う。初の書き下ろし著書『ストリート・トラッド~メンズファッションは温故知新』はメンズストリートスタイルへのこだわりと愛が溢れる力作で、業界を問わず話題を呼び、ロングセラーに。他『糖質制限の真実』『ビジネス着こなしの教科書』『ベストドレッサー・スタイルブック』『STUSSY2017 FALL/HOLIDAY COLLECTION』『DROPtokyo 2007-2017』『ボンちゃんがいく☆』など、編集・著作物多数。

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