よみタイ

佐藤誠二朗「グリズリー世代のバック・トゥ・ザ・ストリート」
グリズリー……それは北アメリカ北部に生息する大きな灰色のヒグマの名であると同時に、白髪交じりの頭を形容するスラング。頭にちらほら白いものが目立ち始める40~50代を、アラフォー、アラフィフといってしまえば簡単だけど、いくつになってもオシャレと音楽が大好きで遊び心を忘れない彼らを「グリズリー世代」と名付けよう――
そんな思いを胸に、自身もグリズリー世代真っ只中の著者がおくる、大人の男のためのファッション&カルチャーコラム。

裸足シューズ〜真夏だけは、誰もが石田純一化を許されるべきなのだ

四季の中で、真夏が一番好きだ。
でも日本の真夏は意外と短く、あっという間に駆け抜けていってしまう。
そんな儚い真夏の気分を盛り上げるため、短期間だけ履きたくなる特別な靴がある。
ぺったんこソールで軽い素材の、リゾート系スリッポンだ。

最近の僕が愛用しているのは、ナチュラルワールドのデッキシューズ。
ナチュラルワールドというのは、スペインの新興シューズブランドだ。その名の通りエシカルでサステナブルな靴づくりを目指していて、すべての靴のアッパーに使われるのはオーガニックコットンのキャンバス素材。
ソールは自然に還りやすい天然ゴムを使用、染料は自然素材にこだわり、梱包用のダンボール箱も再生紙という徹底ぶりだ。

一点一点ハンドメイドし、ウオッシュ加工を施しているので、まったく同じ品は二つとないナチュラルワールドのシューズ。新品のときからくたっとした使用感と色ムラがあり、自然と足になじむのがいいところ。
値段も数千円と、懐に優しいのがさらにいいところだ。

毎日のケアさえ怠らなければ、裸足で履いても大丈夫

この靴は、Tシャツ&ショートパンツに合わせるのが一番だ。
そして裸足で履くのが理想。

裸足で靴を履くと、どんなイケメンの足でもどんな美女の足でもいずれ必ず臭くなるけど、この靴に限って言えば、やっぱり靴下は似合わない。
サンダルやエスパドリーユのような、軽〜い履き方をするべきなのだ。

出番は盛夏の間だけ。
だから僕は毎日きちんとスプレーしながら履き、少しでも気になってきたらじゃぶじゃぶ洗うことにしている。
そうすれば裸足で履いても大丈夫だ。

つまり僕だって、真夏くらいは石田純一になりたいのだ!

[1日5分で、明日は変わる]よみタイ公式アカウント

  • よみタイ公式Twitterアカウント
  • よみタイ公式Facebookアカウント

関連記事

よみタイ新着記事

新着をもっと見る

佐藤誠二朗

さとう・せいじろう●児童書出版社を経て宝島社へ入社。雑誌「宝島」「smart」の編集に携わる。2000~2009年は「smart」編集長。2010年に独立し、フリーの編集者、ライターとしてファッション、カルチャーから健康、家庭医学に至るまで幅広いジャンルで編集・執筆活動を行う。初の書き下ろし著書『ストリート・トラッド~メンズファッションは温故知新』はメンズストリートスタイルへのこだわりと愛が溢れる力作で、業界を問わず話題を呼び、ロングセラーに。他『糖質制限の真実』『ビジネス着こなしの教科書』『ベストドレッサー・スタイルブック』『STUSSY2017 FALL/HOLIDAY COLLECTION』『DROPtokyo 2007-2017』『ボンちゃんがいく☆』など、編集・著作物多数。

週間ランキング 今読まれているホットな記事