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高橋綾子「綾子のギョーカイ総受けグルメ手帖」
「綾子さんに聞けば間違いない!」――美味なレストランも気の利いた手土産もとびきりのお取り寄せも、おいしいものには死ぬほどうるさいギョーカイのみんなが頼りにするのが、フードパブリシスト高橋綾子のグルメ手帖。誰もがうなる美味の数々を惜しげもなく公開します!

スタンダードの枠を超えた“エスニックチャイニーズ”に舌も心も癒されっぱなし! 〜hugan

「おいしいお店を知りたければ、おいしいものを作る自分の好きなお店のシェフに聞く」。

これ、私の持論です。
連載初回にも書きましたが、お店情報は食の趣味が合っている人に聞くのがいちばんです。

今回ご紹介するお店は、2019年9月にこの連載で取り上げた「スーペルトラットリア リト」の市川シェフが「いろんな国の味がする中国料理で、いい感じのお店があるんですよ。ぜひワインを合わせてください」と教えてくれました。

それが、月島にある「hugan」です。

わずか間口一間分の入口なので通り過ぎないように気をつけて!
わずか間口一間分の入口なので通り過ぎないように気をつけて!

実は月島駅って焼肉ともんじゃに行く以外で降りたことがなく、失礼ながらそんな素敵なお店が本当にあるの? と歩くこと5分。

入口のドアが少し奥に引っ込んでいるので、うっかりすると通り過ぎてしまいそうですが、ありました、おいしい予感いっぱいのお店が!

お店は2017年6月にオープン
お店は2017年6月にオープン

扉の側には4人掛けのテーブルがひとつ、その奥には8席のカウンターがあります。

18:00のオープンと同時に入ってカウンターを陣取って、店主の鶴岡久也さんを独り占めして、あれやこれやとお伺いしました。
このお店をオープンするにあたってまず始めに考えたのは“ワインをコンセプトにすること”だったそうです。

ニュージーランドにワイン研修に行った時にワインに目覚めてしまったんだとか。
広大な自然の中でワインを飲みながら、“テロワール”を感じることに感動し、その後はなんと独学。
お店に置いているものは、まずは直感で選んで1本丸ごと飲んでみて決めています。

「自然派だけどキレイでエレガントな味わいが好きですね。オススメはガメイのイメージを変えてくれたフランス・ボジョレーのジャン・フォワイヤールという造り手さん。ガメイなのにすごくナチュラルでピュアなんです。キレイとかエレガントとはちょっと違うんですけどね」と鶴岡さん。

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高橋綾子

たかはし・あやこ●フードパブリシスト。国内外ファッションブランドのプレス時代から培った〝食″へのこだわりは、舌の肥えた業界人も頼りにするレベルの高さ。年間1000を超えるという外食の日々が築き上げたおいしいもの好きが嵩じて、ついに2018年2月に東京・下北沢にてレストラン「üchï(うち)」をオープン。おいしいものしか喉を通らない不思議体質。
Facebook→https://www.facebook.com/ayako.takahashi.1671

uchi→http://uchi.tokyo/

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