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小池克臣「No Meat,No Life.を生きる男の肉だらけの日々 肉バカ日誌」
年間200食もの牛肉を食べるという、名実ともに肉バカ、小池克臣が日々蓄えてきた肉への愛、知識、体験……そのすべてを注ぎ込む究極の肉コラムがここに。肉好きはもちろん、そうでなくても知っておくべき肉のあれこれが満載!

和牛はコロナに負けない! アフターコロナに美味しい和牛を食べるために肉好きが今できること

この記事が公開される頃には、首都圏の緊急事態宣言の解除のタイミングなどについて、ある程度はクリアになってきているのかもしれない。
ただし、緊急事態宣言が解除されたとしてもコロナの影響は根強く残っているだろうし、まだまだ和牛業界の大変な状況がすぐに収束するわけでもないだろう。

それでも日本には和牛好きが大勢いる。
そんな和牛好きの存在が、コロナで苦しむ和牛業界を救ってくれると信じている。

肉を愛する全国の同士たちよ、今こそ力を集結して和牛のピンチを救うときだ!
肉を愛する全国の同士たちよ、今こそ力を集結して和牛のピンチを救うときだ!

コロナで和牛業界が大変だとは聞くが、実際何が起こったのだろうか。

まず最初に影響が出たのはインバウンドの需要だろう。
外国人の旅行者がいなくなってしまったことによって、インバウンド向けの焼肉や鉄板焼きの売り上げが激減してしまった。
そして、その影響によって東京をはじめとした、全国の食肉市場における和牛のセリの値段が下がってしまったのだ。

そこから国内でも外出自粛が広まると、飲食店で食事をする人が激減していった。
和牛をこよなく愛する肉バカも、コロナ前はほぼ毎日飲食店で和牛を食べていたが、今年の2月以降はほとんど外食していない。
飲食店や和牛業界を応援したい気持ちを持ちながらも、これは苦渋の決断として自粛をし、テイクアウトやお取り寄せで日々和牛を味わうしかなかったのだ。

現在、多くの飲食店がテイクアウトとしてお弁当等を販売しているが、店内で食べる時に比べて、扱う和牛の量もかなり少なくなってしまっているだろうし、お酒での売り上げもなくなってしまった。
人件費や家賃といった固定費が大きい飲食店は、本当に厳しい状況に置かれているのだ。

こうした飲食店での需要の落ち込みで、和牛のセリの値段は更に下がってしまい、生産者も苦しい状況に追い込まれている。

最高の肉を囲んで仲間たちと大笑い…そんな幸せが戻ってくることを切に願う
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小池克臣

こいけ・かつおみ●1976年、神奈川県横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。焼肉を中心にステーキやすき焼きといった牛肉料理全般を愛し、さらには和牛そのものの生産過程、加工、熟成まで踏み込んだ研究を続ける肉の求道者。著書に『No Meat,No Life.を実践する男が語る和牛の至福 肉バカ。』がある。
公式ブログ「No Meat, No Life.」→ http://d.hatena.ne.jp/BMS12/

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