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豊洲一の仲卸「やま幸」の本マグロが食べられるイタリア料理店があるなんて! 〜トラットリア ピエトラ ビアンカ

本間道夫シェフは照れ屋さんなのか、なかなか“ニコパチ”をしてくれません
本間道夫シェフは照れ屋さんなのか、なかなか“ニコパチ”をしてくれません

そこのところを本間道夫シェフに訊いてみました。

実は魚の図鑑が愛読書と言うくらい魚好きの本間さん。
やま幸のマグロが扱えることになり、やはりいちばん力が入ったそう。
「マグロのスジのうまさを知ってもらいたかった」と敢えてシッポの部分を選び、炭火焼にしたものを看板料理にしました。おいしさは前述の通り。
でも絶対に採算度外視なんだろうな。

新しいお料理を考えるのは帰りの電車の中。
お仕事が終わって次は何作ろうかな~って思っていると、食材だったりプーリア料理からだったり、作りたいものがどんどんあふれてくるそう。
黒板に新しい料理が書かれるのが楽しみです。

カップをあげるとソーサーにもイラストが! 思わず可愛いと叫んでしまいました
カップをあげるとソーサーにもイラストが! 思わず可愛いと叫んでしまいました

内装は本間さんが研修していたプーリアのお店をイメージしたそうです。
可愛らしい食器もプーリアのグロッターリエという陶器の街を練り歩き直輸入しています。

ワインはプーリアのものだけに限定。今は68種類あるそうです。
特にロゼはスパークリング含めて15種類も揃えていて、おまけに日本ではまだよく知られていないものもあるそうなので“ロゼ通し”でもおもしろいかも。

ワインに迷った時はぜひ小高さんに相談を。
この道30年の経験豊富な知識と舌でお気に入りを見つけてくれます。

プーリアの魅力をお店いっぱいで伝えながら、本間シェフのアイデア光る料理が所々に存在する。
カジュアルでありながらベテランのサービスが受けられる。

また行きつけにしたいお店に出逢ってしまいました。

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高橋綾子

たかはし・あやこ●フードパブリシスト。国内外ファッションブランドのプレス時代から培った〝食″へのこだわりは、舌の肥えた業界人も頼りにするレベルの高さ。年間1000を超えるという外食の日々が築き上げたおいしいもの好きが嵩じて、ついに2018年2月に東京・下北沢にてレストラン「üchï(うち)」をオープン。おいしいものしか喉を通らない不思議体質。
Facebook→https://www.facebook.com/ayako.takahashi.1671

uchi→http://uchi.tokyo/

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