2020.2.20
豊洲一の仲卸「やま幸」の本マグロが食べられるイタリア料理店があるなんて! 〜トラットリア ピエトラ ビアンカ
そこのところを本間道夫シェフに訊いてみました。
実は魚の図鑑が愛読書と言うくらい魚好きの本間さん。
やま幸のマグロが扱えることになり、やはりいちばん力が入ったそう。
「マグロのスジのうまさを知ってもらいたかった」と敢えてシッポの部分を選び、炭火焼にしたものを看板料理にしました。おいしさは前述の通り。
でも絶対に採算度外視なんだろうな。
新しいお料理を考えるのは帰りの電車の中。
お仕事が終わって次は何作ろうかな~って思っていると、食材だったりプーリア料理からだったり、作りたいものがどんどんあふれてくるそう。
黒板に新しい料理が書かれるのが楽しみです。
内装は本間さんが研修していたプーリアのお店をイメージしたそうです。
可愛らしい食器もプーリアのグロッターリエという陶器の街を練り歩き直輸入しています。
ワインはプーリアのものだけに限定。今は68種類あるそうです。
特にロゼはスパークリング含めて15種類も揃えていて、おまけに日本ではまだよく知られていないものもあるそうなので“ロゼ通し”でもおもしろいかも。
ワインに迷った時はぜひ小高さんに相談を。
この道30年の経験豊富な知識と舌でお気に入りを見つけてくれます。
プーリアの魅力をお店いっぱいで伝えながら、本間シェフのアイデア光る料理が所々に存在する。
カジュアルでありながらベテランのサービスが受けられる。
また行きつけにしたいお店に出逢ってしまいました。