よみタイ

料理もサービスも価格も心地よい、ふらりと寄れる“ホーム”なイタリアン〜falò〜

「綾子さんに聞けば間違いない!」――美味なレストランも気の利いた手土産もとびきりのお取り寄せも、おいしいものには死ぬほどうるさいギョーカイのみんなが頼りにするのが、フードパブリシスト高橋綾子のグルメ手帖。誰もがうなる美味の数々を惜しげもなく公開します!

変わらずに側にいてくれる存在って誰しも必要ですよね。
falò」は私にとってまさにそんなお店です。ガッツリいただく時もあれば、最後の1杯の時もある。

そういう時はかなり満腹&酔っ払いなので思考停止のはずなのに「そうだ、falòに行こう!」と寄ってしまうのです。

falòはイタリア語で焚き火という意味をもつそうです
falòはイタリア語で焚き火という意味をもつそうです

そんな厄介なお客の私を、ここはいつも温かく迎えてくれます。

先日も閉店時間ギリギリ(若干オーバーしたかも)までお付き合いいただいてしまいました。
falòの魅力ってお料理もワインもサービスも価格もすべてのバランスがとっても良いところだと思うのです。

ではその魅力、ご紹介しますね。

カツオが火だるまに! 藁の香りも纏っておいしくなるのだ!
カツオが火だるまに! 藁の香りも纏っておいしくなるのだ!

falòの魅力はやっぱり焚き火スタイルでしょうね。お店の真ん中に炭台が鎮座していて、その周りをぐるりとカウンターが囲んでいます。

キャンプファイヤーってやっているとあちこちから人々が集まってきて火を囲んで飲んだり食べたり、歌ったり踊ったりしているうちに何となく一体感も生まれたりしてすごく楽しくなるでしょ。
ま、お店なので歌ったり踊ったりはないけどまさにあのイメージなのです。

「初カツオの藁焼き フレッシュトマトのソース(1,350円)」は期間限定なのでお早めにどうぞ
「初カツオの藁焼き フレッシュトマトのソース(1,350円)」は期間限定なのでお早めにどうぞ

見てください! 鰹のこの厚さを!

塊で焼くのであんなに火にまみれても、切ってみればしっとりと“レア中のレア”。
鰹だけをいただいてみると藁の香りがほわんとして、いわゆる「鰹のたたき」な感じ。
次に野菜と一緒にいただくと、口の中に爽やかな酸味が加わり和食からイタリア料理にスイッチします。

あら、見れば野菜が緑、白、赤のイタリア国旗カラー。
こんなところで「これはイタリア料理ですよ!」ってちゃんと主張しているのね。

炭火焼の極意は「火と仲良くなること」
炭火焼の極意は「火と仲良くなること」

火をおこしてから炭全体が燃えさかるまでに1時間ほどかかる。炭台はおよそ800℃、そばに立ってみると焦げそうです。

「炭の難しいところは火の温度が均一ではないところです。だから台の高さを変えたり、焼きたい温度の場所を探して食材を置かなければならないのです」とシェフの樫村仁尊さん。

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高橋綾子

たかはし・あやこ●フードパブリシスト。国内外ファッションブランドのプレス時代から培った〝食″へのこだわりは、舌の肥えた業界人も頼りにするレベルの高さ。年間1000を超えるという外食の日々が築き上げたおいしいもの好きが嵩じて、ついに2018年2月に東京・下北沢にてレストラン「üchï(うち)」をオープン。おいしいものしか喉を通らない不思議体質。
Facebook→https://www.facebook.com/ayako.takahashi.1671

uchi→http://uchi.tokyo/

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