2019.10.10
最高級もB級グルメも……食を知り尽くした大人のテンションがアガりまくり! 〜TexturA〜
東京のど真ん中、丸ノ内仲通り。高級ブティックやザ・ペニンシュラホテルが立ち並ぶ古いビルの一角にお洒落で心ときめくお店があります。
それもそのはず。
ここは築地「東京チャイニーズ一凛」、鎌倉「イチリンハナレ」と個性あふれる人気店を次々作り出した齋藤宏文さんのお店ですから。
齋藤さんは「何でもひとつの鍋で豪快に作れる中国料理がいいな」と、調理師学校を卒業後、赤坂「四川飯店」で12年間修業。その後、株式会社ウェイブズの総料理長に就任しました。
東京チャイニーズ一凛は日本人の好む中国料理であること、四川飯店とは違う料理で勝負するということでスタート。四川飯店で陳健民氏が自身の「麻婆豆腐」を広めたように、齋藤さんの大好きな「よだれ鶏」に白レバーをのせたオリジナル料理を看板メニューに、鱈の白子が入った「白い麻婆豆腐」やパッションフルーツの「海老マヨ」など、旬の食材をシンプルに日本人好みの味付けしたオリジナリティのある料理はあっという間に、みなの知るところとなりました。
「お客さまとの距離感が近いカウンターだけの店に憧れがありました」と、今度は鎌倉にイチリンハナレをオープン。
その頃、たくさんのお店が2号店として「離れ」や「別館」を作ったけれど、ほとんどが本店の近所にあったのです。ところが齋藤さんは鎌倉に、しかも日本家屋の一軒家で料亭のような設え。お料理だって、コンセプトは同じでもアプローチがまったく違うので、一凛のお客さまはハナレにも行きたくなるし、その逆もしかりでどちらも超人気店に。
そして3号店である、ここ「テクストゥーラ」はどうなったかというと……、
今まで手がけた2店舗とまったく違う!
まるで「SATC」に登場しそうな空間。
扉を開けるとウエイティングや食後酒に最適なバーがあり、
その横に広がるカジュアルダイニングエリアはシャンデリアやハイテーブル、ボックス席などワインカラーが妖艶なスタイリッシュなエリア。
お料理はアラカルトでオーダーでき、名物「よだれ鶏」も「に つける餃子と山椒麺からの豆乳」もあります。