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最高級もB級グルメも……食を知り尽くした大人のテンションがアガりまくり! 〜TexturA〜

こちらはコースで予約の「ハイエンド レストランエリア」
こちらはコースで予約の「ハイエンド レストランエリア」

カジュアルダイニングエリアを抜けて奥へ行くとぐっと落ち着いた雰囲気の「ハイエンド レストランエリア」になります。
こちらは予約制で8,000円のコース料理のみ。どのエリアにも言えるのは隣の席が付かず離れずのギリギリなところ。椅子はゆったりとして座り心地が良く、隣の話が聞こえるわけでもないのですが、この適度に近い距離感とオリジナルミックスしたアップテンポのBGMや会話の音量が、いい感じでガヤガヤしていてテンションがアガるのです。
これも演出のひとつなのでしょう。

マリネにしたイワシの皮目を香ばしく炙っています
マリネにしたイワシの皮目を香ばしく炙っています

「一緒に働く仲間にスペインやイタリア料理などいろいろなジャンルの料理人がいる」ということで、お料理はイチリンハナレの料理とスペイン料理のハイブリッド。
融合ではなくスペイン料理も提供されるというスタイルです。

その証拠にスタッフさんが大きなパエリア鍋を持ってテーブルを回ります。
これはサービスなので食べても食べなくても料金は変わりません。
こういう遊び心がたまらないのよね。

カシューナッツやパクチー、五香粉やラー油が入りスパイシーでありながらも強い辛味は感じない、本当においしいタレです
カシューナッツやパクチー、五香粉やラー油が入りスパイシーでありながらも強い辛味は感じない、本当においしいタレです

さて、これが看板メニューの「イチリンハナレのよだれ鶏」です。
メニュー名は「高坂鶏」。

齋藤さんも元々よだれ鶏が大好きだそうですが実はある焼鳥屋さんで、つくねを蒸してスープに入れた料理に鶏のおいしさしみじみ感じたそう。と同時にこの鶏でよだれ鷄を作ったらものすごくおいしいんだろうなと思ったそう。それが「高坂鶏」との出逢いでした。そしてこのよだれ鶏ができたのです。

おもしろいのはここからこのタレを使って三変化させること!

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高橋綾子

たかはし・あやこ●フードパブリシスト。国内外ファッションブランドのプレス時代から培った〝食″へのこだわりは、舌の肥えた業界人も頼りにするレベルの高さ。年間1000を超えるという外食の日々が築き上げたおいしいもの好きが嵩じて、ついに2018年2月に東京・下北沢にてレストラン「üchï(うち)」をオープン。おいしいものしか喉を通らない不思議体質。
Facebook→https://www.facebook.com/ayako.takahashi.1671

uchi→http://uchi.tokyo/

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