2019.8.22
元気とおいしさに溢れる最高のシンガポールチキンライス!~海南鶏飯食堂3
シンガポールの国民食と言えば「海南鶏飯」。
初めて食べたのは25~6年前のニューヨークでした。
が、そのときはたいしておいしいと思わず、それから10年以上の時が経ち、再び出逢ったのが恵比寿の「海南鶏飯食堂2」でした。
いったいあれは何だったのかと思うほどおいしくて、cozyなお店は友人たちとワイワイするのにちょうどよく、たびたび利用していました。
ある時、このお店の創業者のひとりである中西紫朗さん(シローさん)をご紹介いただき、1号店ができるまでの経緯を訊いて、ますます好きになった次第です。
そして、2019年6月に表参道に誕生した「海南鶏飯食堂3」は、今までとはちょっとイメージが変わり、看板メニューの「海南鶏飯(ハイナンジーファン):シンガポールチキンライス」をはじめ、中国、マレーシア、インドなど東南アジアの食文化が交錯する、洒落た大人のシンガポール食堂という感じです。
おいしいものなら何でもありじゃん!って感覚が、この活気の源なのかもしれません。
そのパワーはお店からだけでなくシローさんからも発散されている気がします。
だから私は3店舗の内で、シローさんが「今日はここにいるよ」というお店に伺うことにしています。
そしてメニューはいつもおいしいものをよろしく! と丸投げです。
6〜7品の料理とアホみたいに飲んで、ひとり1万円いかないくらいなので、お友達も誘いやすい。
お腹いっぱい、ほろ酔い気分で大満足! たくさん元気をもらってお店を出ます。
シローさんは大学卒業後、広告代理店に勤めていたのに飲食業を志す決意をし、CIA(ニューヨークにある調理師学校)に進学するべく、お皿洗いのバイトから始めまたそうです。
代理店を退職した理由やバイト時代のご苦労などは「サービスパーソン」(オオタパブリケーション刊)に詳しく書いてあるので、ご興味のある方は読んでみてください。