2020.4.26
巣ごもり中の運動不足やうつ予防に! 簡単スクワット、アルコール依存対策…「心と体を整える」6冊
直木賞作家のエッセイでがん闘病と介護の現実を知る
『介護のうしろから「がん」が来た!』は、直木賞作家・篠田節子さんによる乳がん闘病と介護エッセイ。
自身の乳がん検査、治療法のリサーチや病院選び、手術、乳房再建、そして同時進行で母の介護……。怒涛の日々がユーモアたっぷりに語られます。
聖路加国際病院ブレストセンター乳房再建担当医との特別対談も掲載。
国立がん研究センターによると、現在日本人は、一生のうちに、2人に1人は何らかのがんにかかるといわれています。
また、内閣府の発表によると、日本の総人口に占める65歳以上人口の割合(高齢化率)は28.1%(平成30年10月1日現在)。高齢化が進む中、介護は社会的な課題です。
こうしたデータからもわかる通り、がん闘病や介護は全ての人にとって身近な出来事なのに、その苦労や悩みは当事者にならないとわからないことが多いもの。
きれいごとでも美談でもないけれど、誰にとっても知っておいて損はない現実が、本書からは見えてきます。
まさに“ガーン”な出来事を乗り越えて、生き抜くパワーがもらえるエッセイです。