やっぱりカギは、タイトルの「恋と友情のあいだで」……？

セレブ妻ライフを満喫する里奈はある日、見てしまう。夫・直哉が別の女性と親し気にデートしているのを。

それを責める里奈に「俺たちは理想的な夫婦じゃないか」と、自分たちの関係性を正当化する直哉。
いったんは涙を流したけれど、自分は比較的恵まれた女だと信じ、里奈は彼の理想の妻であろうと思いなおすことに……。

私は知らず知らず夫に巧妙に飼い慣らされていったのかもしれない～第９話（里奈）より。

けれど、直哉の裏切りの積み重ねは里奈の心を少しずつ傷つけていく。
ならば、いっそこの恵まれた環境を目いっぱい利用してやろう、たとえ仮面夫婦であってもかまわない……開き直ったような里奈の決心を砕くかのごとく届いたのは、廉が結婚するという知らせだった。

仮面夫婦？　上等じゃない。私はこの欺瞞の幸せを楽しんでみせる～第11話（里奈）より。

一方、美月とのシンガポール生活を満喫する廉だったが、結婚前からほんのり気づいていた彼女の里奈への粘着質な執着に嫌悪感を覚える。

いったいなぜ？

いつも穏やかな妻がなぜあの女友達のこととなると急に粘着質になるのだろう？～第10話（廉）より。

そして、運命はふたりを決して引き離さない。

仕事で一時帰国した里奈と廉はひょんなことから久しぶりに会って食事をすることに。
たわいもない会話、無邪気な笑い……学生時代から慣れ親しんだその時間は、お互いにとってあまりにも心地よく懐かしく替えがたいものだった。

「仲間と飲んでるよ」。妻への返信は嘘ではない。言うことを取捨選択しただけだ～第12話（廉）より。

リナレン、ふたりの「恋と友情」はどうなっていくのか……

このあとは最新話などから、今後の物語を予想させる意味深なコマだけ、バババっとお見せします！