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新型コロナウイルスにも負けない!!   最大の難敵に立ち向かうレースクイーンたちの秘策と、“これから”

新型コロナウイルスにも負けない!! 最大の難敵に立ち向かうレースクイーンたちの秘策と、“これから”

SUPER GT2020「2019WAKO’S GIRLS」の生田ちむさん。1月の日本レースクイーン大賞2019にて、大賞を獲得。こちらのコスチュームは去年のもの。(写真提供/GALSPARADISE)
SUPER GT2020「2019WAKO’S GIRLS」の生田ちむさん。1月の日本レースクイーン大賞2019にて、大賞を獲得。こちらのコスチュームは去年のもの。(写真提供/GALSPARADISE)

レースクイーンたちを応援すべく、生み出された“救済策”とは!?

関係者もまた、座して死すつもりは毛頭ない。

ふたたび、『ギャルズパラダイス』の後藤編集長の話。

「ただ黙っているわけにはいかないので、あれこれ企画案は協議してます。開幕が大幅に遅れるようなら、たとえば、過去の素材を用いて、アーカイブス的な特集号を作るとか」

同誌の副編集長、山村幸二さんもこのように語る。

「幸いにして、2月いっぱい、遅くとも3月中旬までには今シーズンの各カテゴリーにおけるレースクイーンの登録は全て完了しています。つまり、レースクイーン全員が出揃い、いつでもスタンバイOKの状態です。あとは開幕を待つのみ、です」

前出の磯田さんは、デジタルコンテンツを担当するだけに、より具体的に始動している。

「開幕前ではありますが、チーム側から特別に承諾を得て、2020年コスチュームが完成しているユニットについては、4月中旬に撮影する予定です。およそ20チームぐらいになるんでしょうか。動画と写真両方をおさえる取材会形式にします。そのほか、デビューを飾る新人レースクイーンたちのデジタル書籍を作るといったことも考えています。

我々、メディアは生きています。『ギャルズパラダイス』のうたい文句は、“レースクイーン応援マガジン”。その本分を全うするまで、です」

一方、“救済策”としてはどのようなことが考えられるのか。
第7回
にご登場頂いた、レースクイーン主軸の芸能事務所社長『スリーライズ』の戸坂正人さんはこう明かしてくれた。

「弊社のレースクイーンたちを盛り上げるアイデアはたくさんあるんですけどね。動画配信アプリはその中でも、ひとつの武器になるでしょう。また、すでに実行済みのプランをもうひとつ明かすとしたら、“通話アプリ”ですね。アプリ内で、レースクイーンとお客さんが直接会話できるという、マンツーマン方式です。毎日続けていれば、ある程度、彼女たちが食べていける額を稼ぎ出せるのではないかと。打つ手はまだあるのです」

金融不況に大震災、台風被害……。我々はいくたびの苦難を乗り越えてきた。

明けない夜はない。日はまた昇る。

多くの歓声と突き抜けるような爆音が響くサーキットで、咲き誇る花のように勢ぞろいしたレースクイーンたち。そんな光景がふたたび見られることを、信じて待ちたい。 (了)

1年間、本連載において、多大なるご尽力を賜りましたレースクイーン、OGの皆様、ならびに事務所関係、レース、自動車関係の皆様、小針侑起様、そして『ギャルズパラダイス』の皆様へ改めて深く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

バナー写真提供/GALSPARADISE

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高橋史門

たかはし・しもん●エディター&ライター。1972年、福島県生まれ。日本大学在学中に、「思想の科学」にてコラムを書きはじめる。卒業後、「Boon」(祥伝社)や「relax」、「POPEYE」(マガジンハウス)などでエディター兼スタイリストとして活動。1990年代のヴィンテージブームを手掛ける。2003年より、「週刊プレイボーイ」や「週刊ヤングジャンプ」のグラビア編集、サッカー専門誌のライターに。現在は、編集記者のかたわら、タレントの育成や俳優の仕事も展開中。主な著作に「松井大輔 D-VISIONS」(集英社)、「井関かおりSTYLE BOOK~5年先まで役立つ着まわし~」(エムオンエンタテインメント※企画・プロデュース)などがある。

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