2019.10.13
大手事務所トップたちが本音と育成戦略をぶっちゃけ!! 「私たちがほしいレースクイーン、いらないレースクイーン」
これまでは、80~90年代前半のバブル期、いったん消沈するもミレニアムで返り咲いた第二次黄金期などをリポートしてきました。前回の6回目は、ひいきのレースクイーンにお金と愛情を惜しみなく注ぎ込み、シャッターを切り続けるファンの“熱狂”ぶりをリポート。第7回は、レースクイーン予備軍&現役が憧れてやまない名門ユニットの創設者と、「日本レースクイーン大賞」グランプリ&新人グランプリ受賞歴最多を誇る大手事務所社長に、今まで語ってこなかった戦略と本音について、がっつりお伝え致します!!
レースクイーン界のジャイアンツ(?)を率いる、女性社長の本気!
野球選手を志す誰もが一度は巨人入団を夢見るように、レースクイーン志望者にとっても、憧れの名門ユニットは存在する。「ZENTsweeties」(ゼントスウィーティーズ)が、そうだ。
国内最大のカーレース・SUPER GTに参戦している強豪「LEXUS TEAM ZENT CERUMO」のPRに従事し、歴代のメンバーからは藤木由貴さんをはじめ、有名タレントも数多く輩出。毎年、知名度、注目度ともにトップレベルを維持している。
05年、レースクイーン代理店契約を機に、このユニットをつくり、現在も総合ディレクターをつとめているのは、芸能事務所「Tstyle management」(ティースタイルマネージメント)社長のTakaeさん。メインスポンサーである一大アミューズメント企業『株式会社 善都(ZENT)』から委託を受ける形で機能している。
「わたしが以前広報として勤めていたZENTは、モータースポーツの支援に、積極的に取り組んできました。91年のF1(世界最高峰のカーレース)から継続しています。もちろん、わたし自身も少女時代からF1にハマって、ドライバーのご自宅にホームステイするとか、世界各国を一緒に回ったりして、素敵な思い出が多いんですよ。ですから、就職するなら絶対にモータースポーツ関連、結婚するのもF1ドライバーしかいないって思ってました (笑)。
その後、自分で事務所を立ち上げることになり、カーレース案件はどうしてもやりたかったので、レースクイーンを扱うようになり、本格的にユニット化させたのがZENTsweetiesでした。代理店としてお引き受けした以上、No.1にしたかったのは言うまでもありません。名称も、“〇〇GALS”といったありきたりのネーミングは避けたく、外国人の友達に相談して、国内外で通用する“sweety”にしようと。その複数形で、“sweeties”となったわけです」