2026.5.20
ギネスの次は世界遺産!コーダとのイタリア旅は続く【サーフィン犬 コーダが教えてくれたこと 第7回<後編>】
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「ミラノのガッレーリアをスケートボードする犬」で再生回数1300万回超え!
世界記録を達成し、私たちのミッションは無事終了しましたが、番組からは「好きなだけ滞在して良い」と言われたので、検疫手続きの時間も鑑みて、2週間ほどイタリアに滞在し、私たちがこの旅でやりたかったもう一つのミッション、「世界遺産をバックにスケートボードをする」に挑戦することにしました。
まずはミラノで、世界遺産ではないものの、世界最古級の商店街として知られるガッレーリアに向かい、その美しいモザイクタイルの床で、早朝の人がいない時間帯を見計らってスケートボードをしました。ミラノの人たちは犬が大好きで、私がコーダとリードをつけて散歩しているだけでニコニコ、「ベッラ(美しい)」「アモーレ(愛しい)」と笑顔になってくれます。コーダが、短い尻尾をプリプリと振りながら人を避けてす〜っとスケートボードでガッレーリアのアーケードをこっそり移動していると、ニコニコと面白がってくれて、スマホで撮影し始めたり、歓声をあげたりしてくれるのです。
すると、警官の男性が2人、私たちに向かって歩いて来ました。(スケートボードをしているのを)注意されるのかと思い「SORRY!もうやめます」と謝ったところ、「違うよ違うよ、僕もあなたの犬の動画を撮りたいから、もう一回やってみて!」と、コーダが滑りやすいようにスペースまで確保してくれ、さらにその動画をAirDropで送ってくれたのです。コーダと私を温かく受け入れてくれる、優しくて粋なミラノの人たち。この時の様子を紹介したリールは、私のインスタグラムでなんと1325万回も再生され、約1800件もの温かいコメントもいただきました。これも、忘れられない一生の思い出です。


肌で感じた、目からウロコのイタリアの犬事情
日本が大好きで、来日したこともあるという通訳のアンナさんとは、日本とイタリアとの違いについて色々と話しました。中でも、街の人の犬との接し方が日本とは大きく異なるように感じていたので、ある時アンナさんにそのことを話してみました。
「ミラノには、日本よりずっとたくさんの犬がいるけど、どの犬も落ち着いていて勝手に近づいてきたりしないし、人も犬が自ら近づいてこない限りは触らないで、犬にとって心地良い距離感を尊重してくれてる。犬連れの人もそうでない人も、犬との接し方が上手くて、コーダも私もすごく心地いい。日本だと、大声を出して近づいて来ていきなり犬を触ったり、手を出しながらチョッチョッと舌打ちや口笛で呼んだりされて、危ないことがあったり、ちょっといやな気持ちになることがあるんだけど……」
アンナさんによると、なんとイタリアでは、「小・中学校教育の中に、プロのドッグトレーナーによる犬との接し方の授業が組み込まれているのが一般的」とのことなのです! だから、犬を飼っている人もいない人も、子供の頃から犬の気持ちを尊重して接する心が身についている。このことに私はとても感激して、いつか日本もそんな風になれたら良いなと思いました。未来の動物たちのために、私も子どもたちへの「犬への接し方」の普及を頑張らなきゃ。そこで、行政や動物関連のイベントの一環などで、子どもたち向けの「もっと犬を知るワークショップ」を始めました。少しずつ……ですが、人間と犬が、お互いのことをもっともっと理解して、ともに幸せに暮らしていける世界になりますように。
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