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小池克臣「No Meat,No Life.を生きる男の肉だらけの日々 肉バカ日誌」

わずか4席をめぐって予約日には争奪戦が! 銀座の路地裏に残された昭和焼肉の矜恃を伝える名店

タン塩が足りなければここでお代わりしないと後戻り出来ないので要注意だ。

問題なければ、東京園の代名詞とも言えるロースを食べたい。
このロースの存在こそが東京園をここまで予約困難店にしている立役者なのは間違いない。

かなり薄くスライスされたロースは、1枚ずつ広げて焼くのではなく、ロースターの中央に土手のようにドカッと乗せるのだ。

全ての予定をキャンセルしてでも食べる価値のあるロース
全ての予定をキャンセルしてでも食べる価値のあるロース

直火の当たらないポジションで、お肉同士が重なることで蒸し焼きのように火が入っていくことで、肉が硬くならず、口の中でほどけるような食感が生み出される。

また、甘みの強いタレとロースはとんでもない好相性なので、白米のオーダーも忘れてはならない。

ロースのオーダー量としては、4人で4人前が最低ラインだろう。
可能であれば8人前くらいがちょうど良いと思う。

このロースが食べられるのであれば、他の全ての予定をキャンセルして銀座に向かう価値がある。

ロースの塊を広げず土手のように重ねたまま蒸し焼きにすることで、ほどけるような食感が生まれる
ロースの塊を広げず土手のように重ねたまま蒸し焼きにすることで、ほどけるような食感が生まれる
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小池克臣

こいけ・かつおみ●1976年、神奈川県横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。焼肉を中心にステーキやすき焼きといった牛肉料理全般を愛し、さらには和牛そのものの生産過程、加工、熟成まで踏み込んだ研究を続ける肉の求道者。著書に『No Meat,No Life.を実践する男が語る和牛の至福 肉バカ。』がある。
公式ブログ「No Meat, No Life.」→ http://d.hatena.ne.jp/BMS12/

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