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松阪牛がしゃぶしゃぶでもすき焼きでも! 老舗だからできる極上の食べ放題コース

実はしゃぶ玄は豚しゃぶ発祥のお店。
豚肉へのこだわりもしゃぶしゃぶ業界随一だ。

東京Xや薩摩黒豚を食べることができるうれしさもあり、この日のコースには東京Xのバラ。
ポン酢とよく合う濃厚な豚ならではの甘みが堪能できる。

豚しゃぶの美味しさもまた格別
豚しゃぶの美味しさもまた格別

信じられない事実をここで教えてしまうが、しゃぶ玄の恐ろしさは、しゃぶしゃぶのおかわりが自由なことだけじゃない。

しゃぶしゃぶをある程度食べてから、すき焼きにチェンジすることも可能なのだ。
ここまで思い切りのよいサービスはちょっと聞いたことがない。
お客さんに喜んでもらいたいという、お店の心意気にはただ脱帽するしかない。

また、おかわりは出来ないが、どうしても食べておきたいメニューがある。

それがシャトーブリアン塩すき焼き。
エシレバターで味付けをし、たっぷりのトリュフと一緒に食べる。
絹のような喉越しと芳醇な香りにはひたすらウットリするばかりだ。

必食のシャトーブリアン塩すき焼き
必食のシャトーブリアン塩すき焼き

ヒレ好きにはステーキもある。
しゃぶしゃぶやすき焼き以外に、ステーキも目の前で仕上げてくれるのがしゃぶ玄。
他のメニューが薄切りなので、厚切りのステーキの食べ応えがより嬉しくなる。

厚切りの食感はステーキの醍醐味
厚切りの食感はステーキの醍醐味

暑い夏はなんとなく鍋物を避けがちだが、クーラーのしっかり効いた部屋で食べるしゃぶしゃぶはまた格別の美味しさ。

しかも破格の価格で高級ブランド和牛をお腹いっぱい食べることができる。
ぜひ、しゃぶ玄特製のしゃぶしゃぶタレと松阪牛の絶妙な相性を楽しみにいってほしい。

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小池克臣

こいけ・かつおみ●1976年、神奈川県横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。焼肉を中心にステーキやすき焼きといった牛肉料理全般を愛し、さらには和牛そのものの生産過程、加工、熟成まで踏み込んだ研究を続ける肉の求道者。著書に『No Meat,No Life.を実践する男が語る和牛の至福 肉バカ。』がある。
公式ブログ「No Meat, No Life.」→ http://d.hatena.ne.jp/BMS12/

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