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いよいよ10連休! これが肉好きの正しいGWの過ごし方!!

年間200食もの牛肉を食べるという、名実ともに肉バカ、小池克臣が日々蓄えてきた肉への愛、知識、体験……そのすべてを注ぎ込む究極の肉コラムがここに。肉好きはもちろん、そうでなくても知っておくべき肉のあれこれが満載!

いよいよ5月1日に皇太子殿下が新天皇に即位され、元号が平成から令和に改元される。
これに伴い、今年のGWに限り、10連休という有難い現象が起こった。

さて、この貴重な10連休をいったいどう過ごすか!?

海外旅行やレジャーばかりがGWではなし

海外旅行を満喫する人もいるだろう。
遠くの行楽地に繰り出す人もいるだろう。

しかし、肉バカを含む通常の会社員にとっては、異常に高騰したGW期間の旅行代金を支払うことはなかなか難しい。
とは言え、せっかくの休みなのだから家族を楽しませてあげたい……。

旅行は財布に厳しく、遠出するにも渋滞が怖い、しかし家族を喜ばせたい、という方に、この超大型GWを肉を食べることで満喫する為のヒントをお届けしたい。

これさえ押さえておけば、デキる男や頼りになる男として、視線が集まることは間違いない。

ホルモンよりも正肉メインのお店を攻めよ

普段お美味しいお店がGWも美味しいとは限らない。
それは何故か。

肉バカが連休中に気にすることの1つに牛の屠畜がある。
牛肉の流通は大きく分けて2つ。
1つはホルモンで、もう1つは正肉。

ホルモンは鮮度が命と言っても過言ではなく、フレッシュなホルモンの美味しさは筆舌に尽くし難い。
だが、GWの間は牛の屠畜が行われず、フレッシュなホルモンが手に入らないのだ。
一方、正肉はフレッシュであればあるほど良いというわけではない。
つまり、GW中に美味しい焼肉を食べたいのであれば、ホルモンがメインのお店ではなく、正肉がメインのお店の方がオススメと言える。

ただし、職人気質の強い店主がいる名店では、鮮度で劣る分を丁寧な仕込みで補い、GW中であっても良質なホルモンを食べさせてくれるだろう。

ノンビリしている暇はない、焼肉を食べにいくならGWの前半に動け

GW中はお肉を焼肉屋に配達してくれる問屋さんもお休みが多い。
鮮度には全く問題のない正肉でも、足りない分の補充が出来ない為、焼肉屋も冷蔵庫パンパンにお肉を仕入れるだろうが、品切れになってしまう部位が出てくる。

だからこそ、せっかくGWに焼肉に行くのであれば、後半より前半の方が売り切れが少なく、食べたい部位が揃っているはずだ。

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小池克臣

こいけ・かつおみ●1976年、神奈川県横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。焼肉を中心にステーキやすき焼きといった牛肉料理全般を愛し、さらには和牛そのものの生産過程、加工、熟成まで踏み込んだ研究を続ける肉の求道者。著書に『No Meat,No Life.を実践する男が語る和牛の至福 肉バカ。』がある。
公式ブログ「No Meat, No Life.」→ http://d.hatena.ne.jp/BMS12/

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