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分からないことはすぐに聞く! もやもやを残さない質問フレーズ 第13回 What exactly do you mean …?

ヴァイオリニストとして活躍しながら、ニューヨークで音楽コンサルティング会社を起業した廣津留すみれさん。
ハーバード大学卒業、ジュリアード音楽院修了という華々しい経歴ながらも、渡米したてのころは、非ネイティブとして英語で苦戦したそうです。
そんな廣津留さんが、アメリカでの暮らしで学んだ実践的な英会話フレーズを紹介。
「これってネイティブスピーカーはなんて言うの?」を、噛み砕いて説明します。

前回は、思いがけないニュースを聞いたとき、驚いたときのフレーズをご紹介しました。
今回は、分からないことがあったときに使いやすいフレーズをご紹介します。

あれ? 今相手が言ったこと、よく意図がわからなかった……でも周りは特に疑問に思っていなさそうだし、聞くべき? やめるべき? どうする、俺? というパニックを回避するフレーズのお話です。

大分で育った私は、高校までの教育はザ・日本式。基本的には先生のレクチャーを聞き、まじめにノートを取って、復習・暗記して、テストで良い点数をとる、というのが良い成績への近道でした。もちろん分からないところは聞いて良いと言われていましたが、授業中に生徒が口を挟むことはあまりなく、受け身が基本パターン。

ところが大学に行ったらその状況が180度チェンジします。授業中に発言するのは当たり前、意見も反論もぶつけまくってなんぼの世界。最初は戸惑った私も、あることに気がつきました。

そうだ、質問をすれば良いんだ……!

たとえ議論に対して自分の意見が固まっていないとしても、黙っているのではなくてあえて質問することで、先生に「ここを悩んでいるから意見が固まらない」=「考えていないから黙っているわけではなく、議論に参加したいから真剣に悩んでいるんです」という意欲アピールをすることができます。

日本式ではそんな必要もなかったですが、次々に手が挙がる米国式では黙っていることは命取り。些細な質問も遠慮なくぶつけるクラスメイトを見て勇気づけられ、「分からないことはすぐに聞く」が癖になっていきました。

これは社会に出てからも同じ。特に細かい部分を詰めなければならないような大切なミーティングでは、詳細に突っ込んだ質問をすると、問われた方も “That’s a good question!”(良い質問だね)と優しいリアクションをしてくださることが多く、風通しの良い環境が作りあげられていました。

意味が分からないとき、もっと意図を汲み取りたいとき、詳細を知りたいとき。質問のテクニックを使って、もやもやした疑問を完全に払拭してしまいましょう。

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廣津留すみれ

ヴァイオリニスト。大分市出身。12歳で九州交響楽団と共演、高校在学中にNY・カーネギーホールにてソロデビュー。ハーバード大学(学士課程)卒業、ジュリアード音楽院(修士課程)修了。ニューヨークで音楽コンサルティング会社を起業。現在は成蹊大学客員講師、国際教養大学特任准教授のほか、「羽鳥慎一モーニングショー」のコメンテーターも務める。

著書に『ハーバード・ジュリアードを 首席卒業した私の 「超・独学術」』『私がハーバードで学んだ世界最高の「考える力」』『ハーバード・ジュリアードを首席卒業した私が見てきた新・世界の常識 複雑化する時代を生き抜く54の思考と言動』。2月にはデビューCDをリリース。

公式サイト https://sumirehirotsuru.com/
インスタグラム @sumire_vln

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