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朗報、悲劇、あらゆる驚きの「マジ!?」は人生のあちこちに 第12回 Are you serious?

ヴァイオリニストとして活躍しながら、ニューヨークで音楽コンサルティング会社を起業した廣津留すみれさん。
ハーバード大学卒業、ジュリアード音楽院修了という華々しい経歴ながらも、渡米したてのころは、非ネイティブとして英語で苦戦したそうです。
そんな廣津留さんが、アメリカでの暮らしで学んだ実践的な英会話フレーズを紹介。
「これってネイティブスピーカーはなんて言うの?」を、噛み砕いて説明します。

前回は、「楽しみにしています」のバリエーションをご紹介しました。
今回は、思いがけないニュースを聞いたとき、驚いたときのフレーズをご紹介します。

思いがけないニュースを聞いたとき。信じたくないことがあった時。「えー、ウソ!?」とつい口走ってしまうあの感覚、英語で何と言いますか?

―――

音楽家には、旅がつきもの。
国内で地方公演を回ることもあれば、ツアーに出ることもあり。海外に何週間か滞在して音楽祭に出るなんてことも、特に夏のシーズンには多いものです。色々な場所を巡れて幸せな職業だなあとつくづく感じることもよくあります。

しかし、旅が多いということはハプニングもつきもので……。

ジュリアード音楽院時代のとある夏のこと。6月にドイツ・ライプツィヒで開かれるバッハ音楽祭に参加するため、ジュリアードの古楽アンサンブル Juilliard415の仲間たちと意気揚々とヨーロッパへ出かけたことがありました。しかも世界を代表する古楽オーケストラ、バッハ・コレギウム・ジャパンとのコラボレーションということもあり、終始ハイテンションで迎えたツアーでした。

数日のリハーサル(と、食べ歩き)を終えたのち、ゲヴァントハウスという素晴らしいホールで本番は大盛況。ドイツが世界に誇るかっこいいホールで世界から集まる聴衆の皆さんにたくさんの拍手をもらい、皆で祝いあって幸せに幕を閉じたのでした。

……と思いきや!
なんと、帰りの飛行機が遅延とのこと。NY行きの乗り継ぎが間に合わず、その夜はフランクフルトに一泊することになったのでした。通常なら「まあ、旅なんてそんなもん」とやり過ごすのですが、その時は翌日からテキサス州サンアントニオでのコンサートが控えており、まさに”Oh my god” 状態。コンサートに間に合わなかったらどうしよう……と、とにかく焦る私は「これ夢じゃないよね?信じられない」と呟くしかありませんでした。

結果、飛行機をなんとか乗り継いで、最後のリハーサルだけ間に合って無事テキサスでの本番を終えることができました。とはいえ、到着までの24時間は本当に気が気でなかったのを今でも覚えています。

皆さん、無理な旅のスケジューリングはやめましょう。(自戒の念)

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廣津留すみれ

ヴァイオリニスト。大分市出身。12歳で九州交響楽団と共演、高校在学中にNY・カーネギーホールにてソロデビュー。ハーバード大学(学士課程)卒業、ジュリアード音楽院(修士課程)修了。ニューヨークで音楽コンサルティング会社を起業。現在は成蹊大学客員講師、国際教養大学特任准教授のほか、「羽鳥慎一モーニングショー」のコメンテーターも務める。

著書に『ハーバード・ジュリアードを 首席卒業した私の 「超・独学術」』『私がハーバードで学んだ世界最高の「考える力」』『ハーバード・ジュリアードを首席卒業した私が見てきた新・世界の常識 複雑化する時代を生き抜く54の思考と言動』。2月にはデビューCDをリリース。

公式サイト https://sumirehirotsuru.com/
インスタグラム @sumire_vln

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