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廣津留すみれ「米国生活で磨いた ネイティブがよく使う英会話フレーズ100」
ヴァイオリニストとして活躍しながら、ニューヨークで音楽コンサルティング会社を起業した廣津留すみれさん。
ハーバード大学卒業、ジュリアード音楽院修了という華々しい経歴ながらも、渡米したてのころは、非ネイティブとして英語で苦戦したそうです。
そんな廣津留さんが、アメリカでの暮らしで学んだ実践的な英会話フレーズを紹介。
「これってネイティブスピーカーはなんて言うの?」を、噛み砕いて説明します。

私に任せて!その言葉が相手を安心させ自分を強くする 第6回 You have my word.

絶対に破れない大きな約束をするとき。チームの代表として勝負に挑むとき。私を信じて!必ず成功させてみせるから。と誰かを安心させたいときのフレーズを紹介します。

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米国の大学の学生団体には、ただ楽しむものだけではなく、ほぼプロレベルで活動を行うようなものも多数存在します。多くの卒業生も読む学生新聞、海外で教育プログラムを主催する団体、ショーが必ず全国ニュースになるような俳優グループ……。私が参加していた舞台やオペラのプロダクションもその一つ。プロデューサーとして学生オペラを何度か主催し、学生団体とはいえいかに実社会のようにプロの精神で任務を遂行すべきかを学んだ経験でした。

プロデューサーというのは、いわばチーム全体の雑務役。会場・キャストを押さえたり申請書類を書いたり、オーディションのスケジュールを組んだり資金を集めたり、といった裏方を全て担うのが役目です。もちろんタスクも膨大でかなりの時間と労力を必要とします。

ただし、この場合にリーダーシップに必要なのは、「大人の余裕」と「自信」。どんなに忙殺されていたとしても、自信たっぷりに「これで大丈夫」と告げ、この人に任せておけば必ず成功するに違いない!とチームの皆に思わせるのがリーダーの役目なのです(といっても、もちろんそれを習得したのは何度か経験してからでしたが)。

あるオペラ公演の初日が約1ヶ月後に迫った頃、セット等のデザインも衣装も予定よりも完成が遅れていて、チームの雰囲気が険悪になったことがありました。このままじゃ開幕に間に合わない、リハーサルが組めない……と皆が絶望的に。周りのモチベーションを上げようとしてもうまくいかず、私がとった最終手段は「私に任せて。なんとかするから」というワード。その瞬間はベストな手段を思いついていたわけではありませんが、とりあえず約束して安心させ、それから考えるという方策を取りました。リーダーの自信と約束にメンバーが力を取り戻し、大成功の公演にこぎつけたということがあり、その経験は今でも自分の糧になっています。そんなときの約束のフレーズがこちらです。

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廣津留すみれ

ヴァイオリニスト。大分市出身。12歳で九州交響楽団と共演、高校在学中にNY・カーネギーホールにてソロデビュー。ハーバード大学(学士課程)卒業、ジュリアード音楽院(修士課程)修了。ニューヨークで音楽コンサルティング会社を起業。現在は成蹊大学客員講師、国際教養大学特任准教授のほか、「羽鳥慎一モーニングショー」のコメンテーターも務める。

著書に『ハーバード・ジュリアードを 首席卒業した私の 「超・独学術」』『私がハーバードで学んだ世界最高の「考える力」』『ハーバード・ジュリアードを首席卒業した私が見てきた新・世界の常識 複雑化する時代を生き抜く54の思考と言動』。2月にはデビューCDをリリース。

公式サイト https://sumirehirotsuru.com/
インスタグラム @sumire_vln

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