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ただの挨拶からすべてがはじまる 第1回 What’s up?

今日のフレーズ What’s up?

What’s up?はただの挨拶で、日本語でいう「よっ」みたいなもの。直訳すると「何か新しいことある?」という意味なので、会話を広げる必要のないときは“Not much.”(特に無いよ)が定番。でもいつもそれでは面白くないので、私は自分がラッパーになったつもりで “What’s up?” と元気にそのまま返しちゃうことが多いです。お茶してじっくり話せるなら、“I bought a new car!”(新車買ったんだ!)など近況報告を始めてもOK。自分に何も無い時は、“Nothing much. You?” と相手に話を振っちゃうのもアリ。慣れたら自分なりのアレンジを加えてみて。

“What’s up?”
“Hi! What’s up?”

“What’s up?”
“Not much. What about you?”
“Nothing.”

“Hey, what’s up?”
“I bought a new car!”
“That’s great!”

“What’s up?”
“Nothing much. You?”
“The same.”

友人同士が学校の廊下ですれ違ったり、カフェで会ったときに聞こえてきそうな会話例をいくつかご紹介しました。微笑んだり、手を振ったりしながら話している様子を想像してくださいね。

次回は「おめでとう!」を伝えるフレーズのバリエーションをご紹介します。
お楽しみに!

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廣津留すみれ

ヴァイオリニスト。大分市出身。12歳で九州交響楽団と共演、高校在学中にニューヨーク・カーネギーホールにてソロデビュー。ハーバード大学(学士課程)卒業、ジュリアード音楽院(修士課程)修了。ニューヨークで音楽コンサルティング会社を起業。現在は成蹊大学客員講師、国際教養大学特任准教授の他、「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)のコメンテーターも務める。

著書に『ハーバード・ジュリアードを 首席卒業した私の 「超・独学術」』『私がハーバードで学んだ世界最高の「考える力」』『新・世界の常識 複雑化する時代を生き抜く54の思考と言動』、翻訳書に「イツァーク ヴァイオリンを愛した少年」(トレーシー・ニューマン文/アビゲイル・ハルピン絵)がある。。2022年にデビューCD『メンデルスゾーン: ヴァイオリン協奏曲+シャコンヌ』をリリース。

近影©Brandon Ilaw

公式サイト https://sumirehirotsuru.com/
インスタグラム @sumire_vln

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