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中村憲剛対談「思考のパス交換」

【中村憲剛×福田紀彦川崎市長対談 前編】川崎フロンターレの活躍で“シビックプライド”を持つことができた 

中村憲剛さんの対談連載「思考のパス交換」、2022年最初のゲストは川崎市長の福田紀彦さん。

1972年4月生まれの福田さんは2013年に41歳で川崎市長に初当選し、川崎フロンターレ後援会会長にも就任。市長として現在3期目に入っています。中村さんのドキュメンタリー映画「ONE FOUR KENGO THE MOVIE」にも登場。サッカークラブと自治体がどう歩んでいけば、「運命共同体」になっていけるのか。

フロンターレのFRO(フロンターレ・リレーションズ・オーガナイザー)であり、川崎市の市民栄誉賞を受賞して2021年の川崎市ブランドメッセージポスターにも登場した中村さんと福田市長の“初対談”。どうぞご堪能ください。

(取材・構成/二宮寿朗 撮影/熊谷 貫)
取材は川崎市庁舎の市長応接室にて。
取材は川崎市庁舎の市長応接室にて。

フロンターレの“顔”であるとともに、川崎市の“顔”でもある

中村 
市長とはフロンターレのイベントで、事あるごとにお会いしているのですが、対談という形は初めてですよね。楽しみにしておりました。

福田 
家族に「今日、憲剛さんと会って話をするんだ」という話をしたら、「うらやましい」と(笑)。

中村 
川崎市庁舎に着いて、エレベーターのところもそうでしたが、いろんなところにブランドメッセージポスターが貼られていて、ちょっと恥ずかしかったです(笑)。

福田 
その節は大変お世話になりました。憲剛さんはフロンターレの“顔”であるとともに、川崎市の“顔”でもあります。(2024年に)市制100周年を迎えるにあたって川崎市が次のステージに向かうこと、そして憲剛さん自身が現役を引退されて次の道に踏み出すことが重なって2021年版ポスターのお願いをさせていただきました。

中村 
こちらこそありがとうございました。現役を引退しても何か違う形で貢献できたらと思っていたので、このオファーはすごく光栄でした。福田市長に言っていただいたように、僕としても次のステージに向かう第一歩がこのブランドメッセージポスターだったので、すごく身が引き締まる感覚がありました。あれからもう1年ですか。(川崎市のブランドイメージの向上に)少しでも貢献できていればいいんですけど。

福田 
実は各方面から「ポスターください!」というお願いがすごかったんですよ。こんなこと初めてだと思います。

中村  
えっ、ほんとですか(笑)? それはすごく嬉しい!

福田  
本当です。憲剛さんの写真からは今までサッカー選手として戦ってきた人の顔、そしてこれから次の道に踏み出そうとする人の顔、2つの表情があらわれていて、撮影していただいたカメラマンの方も感動されていました。

中村 
カメラマンさんもありがとうございます! かなり照れくさいですけど(笑)。川崎市に少しでも貢献できたなら何よりです。それでは本題のほうに入らせていただいて。今回は、自治体とスポーツクラブの在り方みたいなところをフロンターレと川崎市の事例で語っていければと思います。

こちらが2021年の川崎市ブランドメッセージポスター。(川崎市提供)
こちらが2021年の川崎市ブランドメッセージポスター。(川崎市提供)
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中村憲剛

なかむら・けんご●1980年10月31日生まれ、東京都出身。中央大学卒。
2003年、川崎フロンターレに入団。20年の引退まで同チーム一筋のレジェンド。Jリーグベストイレブン8回。16年にはMVPも受賞。日本代表国際Aマッチ68試合出場6得点。10年南アフリカW杯、出場。最新刊『ラストパス』は現在4刷で話題。
公式ブログ■中村憲剛オフィシャルブログ
公式ツイッター@kengo19801031
公式インスタグラムkengo19801031

福田紀彦

ふくだ・のりひこ
1972年4月20日生まれ、川崎市出身。米国ファーマン大学卒。
2003年、神奈川県議会議員に最年少で初当選。13年、2度目の挑戦で川崎市長に初当選。21年、歴代最多得票で3選を果たす。趣味は料理。妻、長女、長男、次男の5人家族。
公式サイト■https://fukuda-norihiko.com/
公式ツイッター@fukudanorihiko

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