2020.8.31
なりたい自分になるために絶対的に必要な「滅私」の考え〜MBの根底に今もある「滅私」
「私」は変わるし、変えられる……10年後のあなたは、実は「全く別人」なんです
私はメルマガやYouTubeで人生相談やビジネスコンサルを行なっています。
そして頂戴する多くの悩みが、「私」を固定して考えているから生まれている苦しみや軋轢なのです。
「対人関係が苦手なんですが、営業職に就くことになりました。話し方教室やプレゼン講座などを受けてますがなかなかうまくいきません……」
「人間には自分から動ける人と、自分では動けない人の二種類いると思いますが……私は考えることは出来ても動けない人間です。この状況をどうしたら?」
「コロナで収入がなくなり困っています。現在の業務内容では対面しないと仕事にならず、どうしてもうまくいかないんです……」
さまざまな相談が届きますが、その多くが「”私”を変えることができない」という前提に立ってお話をしています。
別に、嫌いなら仕事をやめてもいいし、
動けないなら無理に動かなくてもいいし、
コロナで状況が変化したなら業務内容なんていくらでも形を変えることができるでしょう。
もはや洗脳に近いと思うので、是非この考え方を断ち切っていただきたいのですが……
「私」含め、あらゆる物事は変えられます。
何故ならそもそも「私」とは、ある特定の期間のあなたを示すものでしかないから。
今のあなたと来年のあなた、そして10年後のあなたは、実は「全く別人」なのです。
そしてそれが「滅私」です。
私は「常に変わらない私」ではない、生々流転と常に変化し続ける「何者にもなれて、何事も成せる」のが「私」なのです。
小学生の頃に今の自分が想像できたでしょうか?
幼稚園のあなたと今のあなたは同じスキルですか?
学生から社会人になり、独身から人の親となり、それでも考え方は変わりませんか?
生々流転、諸行無常、人もモノも常に変わります。
なのに、どうして多くの人は「仕事も、生き方も、考え方も”変えられない”」という前提に立っているのでしょう。
私は「滅私」の考え方をもとに、”「私」はいつでもどんな風にでも変えられるもの”と捉えています。
どんな仕事に変更しても構わない
どんな考え方をしても構わない
どんな生き方をしても構わない
あらゆるこだわりを捨て、あらゆる固定観念をやめることで、
多くの可能性と選択肢が生まれます。