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MB「新潟出身の服バカが年商1億以上を稼ぐまで~ 小学生でもわかるMBのビジネス成功論」

ユニクロは良品であり悪品である~多面的思考のススメ~

「経営」とは本来、仏教用語、その成り立ちを考える

あまり知られていませんが「経営」は仏教用語です。
”経”とは「経路」などからも理解出来る通り「筋道を通す」という意味です。
“営”とは「営む」などから分かる通り「行動をおこす」という意味です。

経営とはつまり・・・
1. 筋道を通し
2. 行動を起こす
ことです。

では「筋道を通す」とは何でしょうか?
それは上記の通りの「定義」です。

ビジネスとはつまり「誰かに何かを提供すること」に他なりません。
ここでいう「誰か」とは誰なのか、
「何か」とは一体何なのか、
「提供」とはどのような形で行うのか、
…こうした筋道を立てることがビジネスにおいてまずやらねばならないフローです。
これは会社代表であっても末端の営業マンであっても同じこと。自分が誰に何をどのように提供しているのかが明確でなければ、どんなに行動しても明後日の方向に向かった無駄な努力となるでしょう。

ここで重要なのが多面的志向です。画一的な価値基準…つまり「売れているから良いだろう」「人気だから良いだろう」「他社で成果が出ているから良いだろう」では「誰か」という視点が抜けているわけで実に一面的な考え方です。
世間がどうであっても、他社がどうであっても、「自分のお客様にとって価値があるのかどうか」と、物事を多面的にとらえねばなりません。

そして定義がある程度済んだら必ず「行動を起こす」こと。
考えるだけで行動に移さない人は驚くほど多いもの。
無意味に行動だけ起こすのももちろんまた無価値なのですが、筋道だけを立てて行動しないのもこれまた意味のないことです。

仏教用語である「経営」の通り、必ず筋道を立て、行動を起こす…これを意識してあげると良いでしょう。

あなたはこの質問に即答できるか? 窮するならば…

前述を読んで「そんなのわかってるよ」と思った方もいるでしょう。
しかし客観視してみると、いかに自分が画一的な価値基準に囚われているかわかるはずです。

音楽に詳しい人はアイドルの歌を聴いて「下手クソな歌で金とるんじゃねーよ」と揶揄します。
ドラマや映画に詳しい人は芸能人の演技を見て「見た目重視のクソドラマ」などとSNSに書き込みます。
据え置きゲーム機が好きな人はスマホゲームを見て「10年前の作りじゃないか」と馬鹿にします。

でも考えてみてください。

その事業が相手にしている人が喜んでいればそれは「価値あるもの」なのです。
どんなに素材が悪くてもどんなにパターンが粗雑でも、対象が喜んでいれば、その服はその人にとって「価値あるもの」なのです。

物事を見るときには文脈が必要です。どんな文脈で存在しているのか、どんな文脈で評価されているのか、どんな文脈で発信されているのか、そうした多面的思考を獲得すると、今見えている世界は数十倍に広がります。

検索をすると答えが出てくる「正解のコモディティ化」が進む社会の中で、この「多面的思考」は強烈な武器になります。
あり得るはずのない発想や方法が見えてくることもあるでしょう。是非仕事のヒントとしてください。

「あなたの仕事は、誰にどんな満足をどのように提供するものですか?」

答えに窮するようなら、即答できない様なら、一度「経」を見直すことをオススメしますよ。
「営」ばかりでなく、時には「経」にも時間をとってみましょう。

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エムビー●誰もが理解できる「オシャレの教科書KnowerMag」を運営。視覚効果や印象論などをベースにしたロジカルなファッション指南が好評を博す。「最速でおしゃれに見せる方法」「ほぼユニクロで男のおしゃれはうまくいく」などメンズファッション書籍の多数のベストセラー他、漫画「服を着るならこんなふうに」、ライトノベル「魔王は服の着方がわからない」などの原作監修も含め、関連書籍は累計100万部を突破。月額500円のメールマガジンは個人配信では日本1位を記録、月額5千円のオンラインサロン「MBラボ」も常に満員御礼状態に。自身のブランド「MB」発のオリジナルアイテム、フリークスストア、アダムエロペ、ステュディオス、しまむら、紳士服のAOKIといった大手ブランドとのコラボアイテムも爆発的な売上を記録している。
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