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佐藤誠二朗「グリズリー世代のバック・トゥ・ザ・ストリート」
グリズリー……それは北アメリカ北部に生息する大きな灰色のヒグマの名であると同時に、白髪交じりの頭を形容するスラング。頭にちらほら白いものが目立ち始める40~50代を、アラフォー、アラフィフといってしまえば簡単だけど、いくつになってもオシャレと音楽が大好きで遊び心を忘れない彼らを「グリズリー世代」と名付けよう――
そんな思いを胸に、自身もグリズリー世代真っ只中の著者がおくる、大人の男のためのファッション&カルチャーコラム。

Xiaomi Mi Band 4は、必要十分でコスパ最強のスマートウォッチだった

新しいモノ好きなので、2015年にアップルウォッチが発売されるとすぐに買った。でも半年ほど使って「自分のライフスタイルには合わない」と気づいて手放した。

僕が買ったのは初号機だったので、現在のバージョンはずっと使い勝手が良くなっていると思う。だからいまさら不満点はあげつらうのはフェアではないのかもしれないが、最大のネックは、とにかく電池の持続時間が短いということだった。

ポケットには常にiPhoneを入れていて頻繁に見るし、外出時は耳に入れたAirPodsで着信もすぐわかるので、その後もスマートウォッチの必要性を感じることはなかった。

ただ、スマートウォッチならではの機能として捨てがたいのは、活動量の計測だ。
50代となり、今後ますます肉体の衰えが加速していくことは間違いないので、自分の体の情報は積極的に把握していたい。そのためにはアクティブトラッカー=活動量計機能がとても有効だと思っていた。

それならスマートウォッチではなく、コンパクトなリストバンド型の活動量計がいいんじゃね?と思い、ガーミンやフィットビット、それにタニタなどを念頭にリサーチを開始。すると、はからずも目に入ってきたのが中国のメーカー、Xiomi(小米)のMi Bandだった。

レビューを見てみると、とにかくたいへん評判がよろしく、しかも今年の6月に最新バージョン(Mi Band 4)が発売されたばかりだった。
これしかないと思い、さっそく購入してみた。

電池の持続は驚異の20日間! しかもスマートウォッチ並みの機能だった

ここ一週間ほど、就寝中もシャワー中も24時間ずっとつけていて、その素晴らしさを堪能している。
Mi Band 4はスマートウォッチと比べて非常にコンパクトなので、始終つけていても気にならないし、防水性もバッチリ。しかも1時間のフル充電で、通常の使い方ならば20日間も持つのだ。
20時間ではなく20日間。これは驚異的と言ってもいいだろう。

世の多くのスマートウォッチは、活動量計機能を売りにしながら、電池の持続時間が短い。寝ている間は外して充電器につながらなければならないが、Mi Band 4は電池の残りを気にせずにずっとつけっぱなしにしていられる。だから生活での細かな動きや脈拍、それに睡眠の質もしっかり計測できるのだ。

そしてMi Band 4は、連動するスマホへの電話やメール、LINEほかの着信を通知してくれるし、音楽再生ソフトの操作までできる。
つまりこれ、実はアクティブトラッカーの皮をかぶった、コンパクトなスマートウォッチなのである。

僕が買ったサイトでは、込み込みで5000円ほどだった。探せばもっと安く販売しているサイトもあるはずだ。
こんな値段でこんなに優秀なウェアラブルガジェットが手に入るなんて。
いつの間にかそんな時代になっていたんだね〜、と感心しきりなのです。

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佐藤誠二朗

さとう・せいじろう●児童書出版社を経て宝島社へ入社。雑誌「宝島」「smart」の編集に携わる。2000~2009年は「smart」編集長。2010年に独立し、フリーの編集者、ライターとしてファッション、カルチャーから健康、家庭医学に至るまで幅広いジャンルで編集・執筆活動を行う。初の書き下ろし著書『ストリート・トラッド~メンズファッションは温故知新』はメンズストリートスタイルへのこだわりと愛が溢れる力作で、業界を問わず話題を呼び、ロングセラーに。他『糖質制限の真実』『ビジネス着こなしの教科書』『ベストドレッサー・スタイルブック』『STUSSY2017 FALL/HOLIDAY COLLECTION』『DROPtokyo 2007-2017』『ボンちゃんがいく☆』など、編集・著作物多数。

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