そんな思いを胸に、自身もグリズリー世代真っ只中の著者がおくる、大人の男のためのファッション&カルチャーコラム。
2020.7.15
履き心地もサイズ感も上々なワークマンの980円アクアシューズ
日本中、いや、世界中の人々が同じ状況下にあるのだから、文句を言えないことはわかっている。
でも、一言だけ。
夏を! 俺の夏をどうしてくれるんだ!
今年ほど、夏休みの計画を何も練っていない年はない。
だんだん、焦りに近い気持ちが湧いてきた。
我が家は、留守番やペットホテルが大嫌いな、やや分離不安症気味のおバカな犬を飼っているし、妻はお盆の中日が含まれるハイシーズンにしか休暇が取れない会社に勤めているので、毎年の夏休みは子供&犬連れで国内ショートトリップをするのが恒例になっていた。
一昨年の夏は竹芝桟橋から船に乗り、八丈島へ。
ペットと泊まれるホテルを拠点に、オンボロ軽ワゴンで島中を巡り、温泉に入ったり海水浴をしたりして楽しんだ。
昨年の夏はレンタルのキャンピングカーで房総半島を一周。
外房を南下しながら道々の海水浴場を制覇したり、オートキャンプ場に泊まったりしてキャンパーライフを満喫した。

夏の計画が何も立てられないから、ワークマンで気分だけ準備を開始
でも、今年ときたら。
東京都内の感染者数が高止まりしている現状では、何がどう転ぶかわからない。
もしかしたらお盆の時期には、東京からの移動が今よりも厳しく制限されているかもしれない。
だから計画が立てられない。
夏よ……。おお、俺の夏よ……。
これ、本当にヤバい。
観光業界がどうのという社会的な問題ももちろん大きいが、犬だけではなく僕を含む全員が揃っておバカな我が家のメンバーは、目先のレジャーだけを目標に日々を生きている傾向がある。
どこにも行けず、家の中にこもって何もしない夏だけは、どうしても避けたい。
焦りうろたえるばかりなのだが、何をどうすることもできない。
とりあえず、精神安定剤的に少しだけ準備をすることにした。
都内でもいいけど、どこかにさくっと遊びにいける状況になったときのために。
夏といえばやっぱり水遊びだ。
海でも川でも湖でもいいが、水につかからなきゃ夏じゃない、と思っているのもおバカな我が家のメンバーの特徴。
だから、ネタ探しで立ち寄ったワークマンで、水辺遊び用のアクアシューズを買った。
税込980円。さすがワークマン。
試しに部屋の中で履いているけど、履き心地・サイズ感・使い勝手、どれをとっても上々です。
さて。どうなるんですかね?