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佐藤誠二朗「グリズリー世代のバック・トゥ・ザ・ストリート」
グリズリー……それは北アメリカ北部に生息する大きな灰色のヒグマの名であると同時に、白髪交じりの頭を形容するスラング。頭にちらほら白いものが目立ち始める40~50代を、アラフォー、アラフィフといってしまえば簡単だけど、いくつになってもオシャレと音楽が大好きで遊び心を忘れない彼らを「グリズリー世代」と名付けよう――
そんな思いを胸に、自身もグリズリー世代真っ只中の著者がおくる、大人の男のためのファッション&カルチャーコラム。

履き心地もサイズ感も上々なワークマンの980円アクアシューズ

日本中、いや、世界中の人々が同じ状況下にあるのだから、文句を言えないことはわかっている。
でも、一言だけ。
夏を! 俺の夏をどうしてくれるんだ!
今年ほど、夏休みの計画を何も練っていない年はない。
だんだん、焦りに近い気持ちが湧いてきた。

我が家は、留守番やペットホテルが大嫌いな、やや分離不安症気味のおバカな犬を飼っているし、妻はお盆の中日が含まれるハイシーズンにしか休暇が取れない会社に勤めているので、毎年の夏休みは子供&犬連れで国内ショートトリップをするのが恒例になっていた。

一昨年の夏は竹芝桟橋から船に乗り、八丈島へ。
ペットと泊まれるホテルを拠点に、オンボロ軽ワゴンで島中を巡り、温泉に入ったり海水浴をしたりして楽しんだ。
昨年の夏はレンタルのキャンピングカーで房総半島を一周。
外房を南下しながら道々の海水浴場を制覇したり、オートキャンプ場に泊まったりしてキャンパーライフを満喫した。

夏の計画が何も立てられないから、ワークマンで気分だけ準備を開始

でも、今年ときたら。
東京都内の感染者数が高止まりしている現状では、何がどう転ぶかわからない。
もしかしたらお盆の時期には、東京からの移動が今よりも厳しく制限されているかもしれない。
だから計画が立てられない。
夏よ……。おお、俺の夏よ……。

これ、本当にヤバい。
観光業界がどうのという社会的な問題ももちろん大きいが、犬だけではなく僕を含む全員が揃っておバカな我が家のメンバーは、目先のレジャーだけを目標に日々を生きている傾向がある。
どこにも行けず、家の中にこもって何もしない夏だけは、どうしても避けたい。

焦りうろたえるばかりなのだが、何をどうすることもできない。
とりあえず、精神安定剤的に少しだけ準備をすることにした。
都内でもいいけど、どこかにさくっと遊びにいける状況になったときのために。

夏といえばやっぱり水遊びだ。
海でも川でも湖でもいいが、水につかからなきゃ夏じゃない、と思っているのもおバカな我が家のメンバーの特徴。
だから、ネタ探しで立ち寄ったワークマンで、水辺遊び用のアクアシューズを買った。
税込980円。さすがワークマン。
試しに部屋の中で履いているけど、履き心地・サイズ感・使い勝手、どれをとっても上々です。

さて。どうなるんですかね?

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佐藤誠二朗

さとう・せいじろう●児童書出版社を経て宝島社へ入社。雑誌「宝島」「smart」の編集に携わる。2000~2009年は「smart」編集長。2010年に独立し、フリーの編集者、ライターとしてファッション、カルチャーから健康、家庭医学に至るまで幅広いジャンルで編集・執筆活動を行う。初の書き下ろし著書『ストリート・トラッド~メンズファッションは温故知新』はメンズストリートスタイルへのこだわりと愛が溢れる力作で、業界を問わず話題を呼び、ロングセラーに。他『糖質制限の真実』『ビジネス着こなしの教科書』『ベストドレッサー・スタイルブック』『STUSSY2017 FALL/HOLIDAY COLLECTION』『DROPtokyo 2007-2017』『ボンちゃんがいく☆』など、編集・著作物多数。

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