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佐藤誠二朗「グリズリー世代のバック・トゥ・ザ・ストリート」
グリズリー……それは北アメリカ北部に生息する大きな灰色のヒグマの名であると同時に、白髪交じりの頭を形容するスラング。頭にちらほら白いものが目立ち始める40~50代を、アラフォー、アラフィフといってしまえば簡単だけど、いくつになってもオシャレと音楽が大好きで遊び心を忘れない彼らを「グリズリー世代」と名付けよう――
そんな思いを胸に、自身もグリズリー世代真っ只中の著者がおくる、大人の男のためのファッション&カルチャーコラム。

素振り最高! 巣ごもりでなまった体には、好きな競技の基本動作を

コロナで巣ごもりの毎日。皆さん、体がなまっていませんか?
ええ、なまっていることでしょう。
僕なんか、えらいことになっています。

外出を自粛しながら自宅でできる運動は、かなり限られる。
前にも本コラムで書いたが、僕は朝夕の犬の散歩&スクワット。それにトランポリンをプラスしたけど、もうちょっと体を動かしたい。
そこで、“素振り”をやることにした。

僕が好きでずっと続けている運動は剣道。1年前からはゴルフもはじめた。
要するに、長いものを振り回すのが好きな性分なのだ。
そういえば、最近はあまり行けていないし、スポーツに入れていいのかわからないけど、釣りも好き。
やっぱり得もの・長ものが好きなんだなオレ。

フルサイズの竹刀やゴルフクラブは難しいけど、素振り専用具だったらバッチリ

でも、今は剣道にもゴルフにもいけない。
そんなときは、長ものを使う競技の基本、素振りだ。
筋トレなどはつまらなくてなかなか長続きしない僕だが、もともと好きな運動の基本動作をやるのは楽しい。
気分的にも肉体的にも求めていた動きはコレだったのだと実感した。

古くなったり使いにくかったりして実地では使わなくなり、素振り用にと定めている竹刀とドライバーがある。
それをブンブン振り回す。あー、気持ちいい。
でも、フルサイズの竹刀とクラブは振れる場所が限られる。

そこで素振り専用具の登場だ。
竹刀は片手素振り用と両手素振り用の二種。
ゴルフクラブは、正しい軌道でスウィングすると「カチ」と音がする機能付きのものを持っている。

これらはショートサイズながら、フルサイズのものと同じ感覚で振れるように、バランスを考慮してつくられている。
部屋の中にある程度のスペースがあればできるので、手が届く場所に常備しておいて、思い立ったらすぐはじめる。

巣ごもりによる運動不足解消には、もともと自分が親しんでいるスポーツの基本を取り入れるのがおすすめ。
僕の場合はたまたま素振りだけど、サッカー好きならリフティングとか、相撲好きならシコやてっぽうとか、きっといろいろ考えられると思います。

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佐藤誠二朗

さとう・せいじろう●児童書出版社を経て宝島社へ入社。雑誌「宝島」「smart」の編集に携わる。2000~2009年は「smart」編集長。2010年に独立し、フリーの編集者、ライターとしてファッション、カルチャーから健康、家庭医学に至るまで幅広いジャンルで編集・執筆活動を行う。初の書き下ろし著書『ストリート・トラッド~メンズファッションは温故知新』はメンズストリートスタイルへのこだわりと愛が溢れる力作で、業界を問わず話題を呼び、ロングセラーに。他『糖質制限の真実』『ビジネス着こなしの教科書』『ベストドレッサー・スタイルブック』『STUSSY2017 FALL/HOLIDAY COLLECTION』『DROPtokyo 2007-2017』『ボンちゃんがいく☆』など、編集・著作物多数。

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