2020.7.23
オマール丸ごとのエビフライ!? あの超人気店「Hiroya」がオープンした新店にハマった!〜YORUYA
次は誰もが好きな卵とトリュフの組み合わせ。
ですが、そこにマッシュルームソースとポテトチップスを加えた坂本昌彦シェフのオリジナル料理。
「あ〜、ありがちな卵にトリュフかけたやつね」なんてタカをくくっていた私が悪うございました。
「ソースも卵もポテトチップスもトリュフも混ぜて召し上がってください」と言われ、混ぜ混ぜしていただくとじっくり煮込んだマッシュルームソースが超絶品なうえに、ポテチの食感と塩気がめちゃくちゃ良い仕事をしているではないかっ!
トリュフを透けるくらい薄く繊細にスライスしているのも功を奏しています。正直、トリュフって味はないし、厚いとポソポソして硬いし、香り以外はちっともありがたみを感じないのです。
でもこのくらい薄いと、香りだけを纏ってトリュフ様って思えます。
ヤバい、おかわりしたい。
さて、そろそろワインのお話もしなければ。
ワインはソムリエの浅岡遼さんがカリフォルニアなどアメリカのものを中心に季節に合わせた味わいのもの、造り手重視なものをプラスしてセレクトしています。
浅岡さん曰く「卵って実は合わせるのが難しい」そうですよ。
合わせてくれたのは熟成感があって酸が立ってなくてうまみがでているこのシャルドネ。繊細なトリュフの香りを消さずに調和します。
15〜20年寝かせてからリリースする珍しいタイプの造り手さん。
フランスものとは違った熟成感がひっじょ〜に良い!
浅岡さん、さすがです。
嘘でしょ! って思わず言ってしまったのが、この「オマールのエビフライ」。
ふっふっふっ、これはまさに大人のためのエビフライではありませんか。
そう、エビフライのような定番料理をオマールで作っちゃう独特なアレンジを効かすのがYORUYAの料理なのです。
まずはそのままでガブリ。
続いて自家製マヨネーズでガブリ。
その後はオマールの出汁で作ったソースをつけてガブリ。
もうおいしくて楽しくてやめられない止まらない!