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高橋綾子「綾子のギョーカイ総受けグルメ手帖」

あちこちの美味を食べ尽くした真の食通たちがこぞって通う個性派ビストロ〜Viande

「真フグのカルパッチョ 山わさびとレモンの香り(1,280円)」
「真フグのカルパッチョ 山わさびとレモンの香り(1,280円)」

お次は「真フグのカルパッチョ」。

フグのプリプリ感ってフグ刺じゃわかるはずもなく、本気で10枚くらいかっさらってしまう私にはこのくらい厚切りがちょうど良い。
さすがフグ好きの吉田さん、その気持ちをよくわかっていらっしゃる!

「カルパッチョには絶対に清涼感のある柑橘を合わせるって決めているのでレモンにしたのですが、それだけでは何か物足りない。もうひとつ刺激があって和食感が出ないものをと冷蔵庫を見ていたら山わさびだ!と閃いて完成しました」とおっしゃる料理は至福の味でした。

「鴨胸肉のロースト 削った山わさびとナツメのソース(1,680円)」
「鴨胸肉のロースト 削った山わさびとナツメのソース(1,680円)」

ここでは肉料理がマスト! だって店名がフランス語で「肉」という意味ですよ。
吉田さん、相当な肉好きに違いない。

ということでチョイスしたこの「鴨胸肉のロースト」、やはりめちゃくちゃおいしかった。
特に甘ったるくしたくないと考えに考え、かなりスパイスを効かせたナツメソースが良い!
ひっじょ~に良い!

しかし、どうやら今は燻製イチジクソースに変わっていて、それはさらにヤバウマらしいです!

「黒トリュフのリゾット(2人前1,880円)」
「黒トリュフのリゾット(2人前1,880円)」

スペシャリテの「黒トリュフのリゾット」は修業先であったパリの「レストラン イティネレール」のシルヴァン・サンドラシェフ直伝レシピ。

「衝撃的なおいしさでした。正直、今でも簡単ではないと思っています。パリの店でも毎回何かしら手直しされていました。でもシェフが手を加えると確かに違う。白ワインを入れるタイミングひとつで味が変わってしまうのでなかなか同じ味が出せなかった」と吉田さん。

一度食べたら他では満足しないかもと思わせる味わい
一度食べたら他では満足しないかもと思わせる味わい

米を炊くときに入れるのは、数種類のチーズと刻んだトリュフ、味の要となる白ワイン、そして生クリーム。

その完璧なるバランスによって、複雑味とコクがあるのになぜか軽さがあり、食べ飽きることがない絶品リゾットに!

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高橋綾子

たかはし・あやこ●フードパブリシスト。国内外ファッションブランドのプレス時代から培った〝食″へのこだわりは、舌の肥えた業界人も頼りにするレベルの高さ。年間1000を超えるという外食の日々が築き上げたおいしいもの好きが嵩じて、ついに2018年2月に東京・下北沢にてレストラン「üchï(うち)」をオープン。おいしいものしか喉を通らない不思議体質。
Facebook→https://www.facebook.com/ayako.takahashi.1671

uchi→http://uchi.tokyo/

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