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高橋綾子「綾子のギョーカイ総受けグルメ手帖」
「綾子さんに聞けば間違いない!」――美味なレストランも気の利いた手土産もとびきりのお取り寄せも、おいしいものには死ぬほどうるさいギョーカイのみんなが頼りにするのが、フードパブリシスト高橋綾子のグルメ手帖。誰もがうなる美味の数々を惜しげもなく公開します!

オール1000円以下! 渋谷に驚愕の“安ウマ”煮込み料理店を発見〜Niru

調理法をコンセプトにするお店ってあるようで、あまりなかったかも。

呼びやすくて、覚えやすい「Niru」という名前のこのお店は読んで字の如し、煮込み料理が主役です。

シェフの佐保秀郁さんは大学生の頃から料理好きで未来の自分のお店のために、モロッコ、タイ、イタリアン、アジアンなど、様々なジャンルの料理店で働き、あちらこちらで食べ歩いてきたそうです。

その経験を生かし、ひと品ひと品に独自のアレンジを加えた料理はどれも好奇心と食欲を刺激するものばかり!

あぁ~、また“お家ゴハン”の回数を減らすお店に出逢ってしまった。

小さな神社の脇道を入るとこんなところにこんなお店が!?
小さな神社の脇道を入るとこんなところにこんなお店が!?

ここは渋谷東交番前の信号のところなのですが、はっきり言って迷います。
魔の三角地帯を2回くらい回りました。
ここか~とようやく辿りつけば、これがなかなか良い感じのお店。

佐保秀郁シェフが仕込みに使うのはなんと中華包丁です
佐保秀郁シェフが仕込みに使うのはなんと中華包丁です

「かれこれ10年、いろいろな店で働いてコンセプトの重要性を感じました。それがしっかりとあって良い店なら遠くからでも来てもらえる。基本はワンオペなので、仕込みは時間がかかりますが提供には手がかからない煮込み料理は理にかなっているんです」と佐保さん。

カウンター10席のお店には近隣の会社勤めの人、ご近所さんが多いとのことですが、最近は雑誌の掲載を見て訪れる人も増えたそう。

アラカルトだし来店時間も人数もまばらだし、確かに仕込んでおけば温めるだけの煮込み料理はワンオペシェフのお助け料理。
それに〇〇料理のお店って決めてしまうとその国の料理しかできないけど、調理法縛りだとどんな国の料理もできるからメニューは無限大。

そこに目をつけるとは、いろいろなお店を渡り歩いただけあるってことね、さすが!

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新刊紹介

高橋綾子

たかはし・あやこ●フードパブリシスト。国内外ファッションブランドのプレス時代から培った〝食″へのこだわりは、舌の肥えた業界人も頼りにするレベルの高さ。年間1000を超えるという外食の日々が築き上げたおいしいもの好きが嵩じて、ついに2018年2月に東京・下北沢にてレストラン「üchï(うち)」をオープン。おいしいものしか喉を通らない不思議体質。
Facebook→https://www.facebook.com/ayako.takahashi.1671

uchi→http://uchi.tokyo/

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