2020.1.9
オール1000円以下! 渋谷に驚愕の“安ウマ”煮込み料理店を発見〜Niru
まずは気になるメニューを見ると、え、マジ?ってお値段にびっくりしてしまいます。
この日はすべて1,000円以下。
おまけに「マスカルポーネと珈琲黒豆」とか「豚スネ肉の腐乳煮込み」とか「牡蠣のタイ風オムレツ」とか、全部食べたいんですけどって思わせるネーミング。
こりゃ、オープンして3ヶ月で連日満席になるはずだわ。
ビストロ料理の定番「キャロットラペ」は白ワインで戻したレーズンを入れるとか、
三角おにぎりのような「ササミとツナの揚げ春巻き」にはシナモンとクミンを効かせるとか、
奇をてらってはいないけどちょっとした驚きや組み合わせのおもしろさがあって、すご~くいい!
なんだか動物? 魚?っぽくて思わず「かわいい!」と言ってしまった「ウフマヨ」。
目みたいなのは生胡椒で、かかっているのはトリュフオイル。ちなみに、ウフとはフランス語で卵のこと。
「卵とトリュフは間違いない組み合わせですが、ウフマヨでは見たことがないなと思って」と佐保さん。
ご覧あれ! この最高の状態の黄身を!
このお店では“とりあえずビール”じゃなく、“とりあえずウフマヨ!”
「これだけは茹で時間を計測しています。きれいにツルっと剥けるようにするのは結構難しかったです。今でこそ失敗しませんがオープン当初は全滅とかありました(笑)。まかないでひたすら茹で卵を食べました」というエピソードも。
もうひとつ、前菜はフルーツを使った料理が多いのも特徴。
パクチーサラダにイチゴとは?と思ったけど、これがすご~くいい!
日本のイチゴは甘いからドレッシングの酸味を緩和して、さらにめちゃおいしいドレッシングに変身する。
これ、ひとりでひと皿いけちゃいます。
煮込み料理は常時6-7種類くらいあります。
いちばん人気なのは「鶏モモ肉の塩レモン煮込み(950円)」らしいですが、あえてのダークホース狙いで、今回は「豚とキノコのココナッツ煮込み(950円)」をチョイス。
ところがほどよく塩分もありココナッツミルクのほんわかした甘さとコクがたまらなくおいしい。
豚もやわらかくて煮込みってなんだかほっこりする料理です。
ワインが蒸発しているんじゃないかと思うくらい、すぐにグラスが空っぽになってしまいます。