2019.11.28
行けば行くほどカスタマイズされる絶品中華の虜に! 〜新富町 湯浅
小学生の頃、TVチャンピオンを観て寿司職人になりたいと思ったのが湯浅さんの料理人生の始まりでした。
漫画『将太の寿司』の影響で中学を卒業したらお寿司屋さんに就職しようとしたところ、高校だけは卒業してほしいと両親に懇願され、そこで知ったのが辻調理師専門学校の存在。
辻の学費を貯めるために進学することにし、バイト先の中国料理店の料理長さんに基礎を教わっていたら中国料理にハマってしまった。それからは中国料理に没頭し四川、広東、フカヒレが売りのお店などで修業し、念願叶って独立したというわけです。
たくさん苦労しただけあって、自分が好きな食材で好きに調理ができる今の湯浅さんの料理は、大空を自由に羽ばたく鳥のよう。
アイデアがどんどんあふれてきてそれを楽しんでいるのが伝わってきます。
包丁ひとつで食感も変わる、と付け合わせの野菜の香り、食感、味、合わせる食材によって長さや切り方まで考える。こうやって自分がいいと思うものを振る舞うことで、お客さまの反応がわかり、9ヶ月経って迷いが消えたそう。
「コースは月替わりなのですが、1週間に2-3度お越しいただく方もいらっしゃるので、食べたい食材を伺ってアレンジしています」ということなので、通うほどにメニューはカスタマイズされていくのです。
だから表の看板も中国料理店感がないし、店名も新富町湯浅ってなんだか日本料理っぽい。
概念に縛られたくないとおっしゃる湯浅さんの作る中国料理にますます期待できる。
通い続けて“マイフェイバリットコース”を完成させます!