2019.10.10
最高級もB級グルメも……食を知り尽くした大人のテンションがアガりまくり! 〜TexturA〜
ひとつのタレを4つの料理にするって驚きです。最後、スープにしてくれるおかげで一滴残さず飲み干してしまいます。
そうこうしているとパエリア娘にお願いしたイカスミのパエリアができあがります。お米ひと粒ひと粒にうまみが沁み渡り、どちらかといえば「カルデロ」に近いテクスチャー。
中国料理の後にスペイン料理がきてもまったく違和感がないから不思議。
齋藤さんの考案する料理はよだれ鷄とか酢豚とかどこのお店でもあるメニューですが、実はとっても趣向を凝らしています。
「食べた時の感動って一瞬だと思うんです。だから細かく作り込むことはせず、シンプルにわかりやすくしています。でもどうやってシンプルにするか、どう表現するかには力を注いでいます」と。
見た目は普通でもタダモノではない、そんなお料理です。
だから楽しくて仕方がない。そして次はどんなお料理なのだろうと期待してしまうのです。