「恋と友情のあいだ」に存在していたふたりの関係はどう変わっていくのか

ついに身も心も結ばれたふたりの関係はこれからどうなっていくの？

やはりここでもカギとなるのは物語のタイトル「恋と友情のあいだで」。
リナレン、ともに互いを想い、それぞれの配偶者を想い、立場を考え、そしてそこに直哉と美月を始め、登場人物たちのさまざまな思惑もからんで変わってゆくストーリーは、ようやく中盤にさしかかったところ。

まだまだ目が離せない「恋と友情のあいだで」、これからもバシバシ注目し続けてください！

そして今回は、超貴重なふるかわ先生直筆の下絵を初公開。
これがどの場面なのかは、ぜひ本編と見比べてみてください！

（担当はこの下絵画像が届いた時はまさに鼻血ブー状態に……）

原作者のおふたりからのメッセージが届きました！

東京カレンダーに掲載されている小説版「恋と友情のあいだで」の原作を書かれた共著作家の安本由佳さん（廉バージョン担当）、山本理沙さん（里奈バージョン担当）より、コミカライズへのメッセージが届きました！

「女心は、海よりも深い」
里奈を描くとき、いつもこんな言葉を思い浮かべていました。
もしも彼女が実在したなら、周囲からはちょっとした悪女に見えるかもしれません。
間違いも犯すので、批判の声も上がるでしょうか？
でも私は、綺麗事だけでは語れないその心理描写を、内側からしっかり正直に描きたいと思いました。
美しく優秀だからこそ、自分の立ち位置を変えられず、本心にも素直になれない女の苦悩と葛藤。
要領良く器用に見えて、実は不器用な人間らしさ。里奈の切ない恋心に共感してくれる方もきっと多いはず。
そして、この先里奈が歳を重ねるにつれ自分の人生にどう折り合いをつけ、また女性として成長していくのか。
ぜひ温かく見守っていただけたら嬉しいです。
（里奈Ver. 山本理沙より）

みなさん、廉のこと、好きですか？嫌いですか？
実は原作小説連載当時、廉は「どこがいいのかわからない」「最低」などと散々な言われっぷりでした（笑）。（もしかして、今も…….？）
確かに褒められた性格ではないですが、私はどうしても嫌いになれなくて。流されやすいけれど、根っこの部分で優しく情に厚い、憎めない男。そんな廉がどういう決断をするのか、最後まで見守っていただけたらと思います。そして……嫉妬に狂いどんどん粘着質になっていく美月の今後にもご注目を。ここからさらに盛り上がる「恋と友情のあいだで」コミック版、引き続き楽しんでいただけたら嬉しいです。
（廉Ver. 安本由佳より）

最新21話はこちら、ストーリーまとめ・その１はこちら、連載全話一覧はこちら。

※次回、第22話（里奈）更新は、11月13日（金）21時～を予定しています。