今年読んでよかった本は…

『結婚とわたし』山内マリコ／ちくま文庫（2024年2月）
小説家の山内マリコさんの同棲生活から結婚生活の5年分の日記エッセイの文庫版。
彼、のちに夫との生活と愚痴も多く書いているのだけれど、読んでいてとても楽しい本。
そうだそうだ！と共感する女の思いを山内さんが全て言ってくれるそれが爽快。旦那様側の「男の言い分」と、現在の山内さんからの解説とツッコミが合わせて読めるのも面白い。なんだかんだいっても山内さんがとても幸せそうでとても楽しく読めるエッセイ。

『100歳健康みそ汁』監修／石原新菜　料理／岩﨑啓子　扶桑社（2024年9月）
　滅多に人に会わないくせに、人に会うと「いつもどこか具合悪いよね？」と言われて、食から見直そうと思い買った本。
　写真も綺麗で読みやすい。みそ汁ゆえ、作り方も簡単。それでいてこんなにバリエーションがあるのかとうれしくなる。一番好きなのはジャガイモとパセリとチーズのみそ汁。

『どんどん強くなる　こども詰め将棋　１手詰め』監修／中村太地　池田書店（2017年12月）
　藤井聡太さんの活躍を見て、自分も久しぶりに将棋をしてみようと挑戦してみたものの、小学生ぶりだったのでだいぶやり方を忘れていたのと、間違って覚えているものもあり、あらためて将棋に向き合おうと買った一冊。子ども向けと言う事もあり、とてもわかりやすく読める本。頭の体操にもとても良い。将棋盤と駒も買いました！
　

くりかえし読む漫画は…

『ミィちゃんは今日もがんばらない』（1）esk ／亜紀書房（2020年9月）
　何もかもに疲れた時にもう頑張れない時に読んでミィちゃんの言葉を噛み締める。読まなくても、開いて眺めるだけでも十分癒されるネコ漫画。夜中にぶたまん食べたっていいのだ！

『工務店の日報』福田雄一／KADOKAWA（2023年3月）
　タイトルの通り、工務店の日報４コマ漫画。知ってるようで知らない工務店の日常が見れる。若者、おじちゃん、おばちゃんにほっこりできて、犬も出てくる大好きな漫画。

『母といろんなところにいってきました』さとうみゆき／彩図社（2017年5月）
　散歩の達人のイラストでも知られるイラストレーターさとうみゆきさんが、お母さんとあちこち巡る旅のコミックエッセイ。とにかく絵が可愛いくてワクワクする。旅に行きたい病になった時に開いて、旅に行った気持ちになれる楽しい本。旅の予習本としてもいい。

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いかがでしたでしょうか。
未読のものがあれば、ぜひお正月休みにお楽しみください。

☆野原広子さんの新連載は、2025年3月開始予定！！
どうぞお楽しみに。