2025.4.6
「仕事のモチベーションが低い私ってダメ人間ですか……?」キャリアの‟あるある悩み”に佐久間宣行さんが明朗回答!【『ごきげんになる技術』試し読み】
本書は、「どんな人でも不安や悩みから解放されることは一生ない」と受け入れ、そのうえでどう生きていくかを佐久間さん自身の経験を交えて記した内容になっています。
4月といえば、卒業、入社、異動、昇進などなど環境が変わることが多いシーズン。今回は本書から抜粋して、そんな時期に多くの人が直面しそうな”あるある悩み”と、その悩みに対する佐久間さんの回答を紹介します。前編は人間関係や性格について、後編は仕事の悩みをピックアップします。
これを読んで、環境の変化にもできるブレないメンタルを手に入れてください。
(構成/「よみタイ」編集部)

Q:キャリア上の目標って言われても実は特にありません。こんなモチベ ーションでもいいのでしょうか。
A:高いモチベーションを保ったまま成長し続けられるのは一部の精鋭と 割り切ってOKです。
ポジティブ思考と同じように、たとえば大谷翔平選手みたいなトップアスリート、不屈の精神と行動力を持つ人ならモチベーションを保ち続けて成長できるのでしょう。
だけど僕には無理でした。ましてや10年後、20年後のキャリアを思い描いて、頑張り続けることなんて、普通の人間にはまずできないと認識したほうがいい。
じゃあどうするか?
職場や周りの先輩を見回して「誰がいきいきと働いているのか?」をじっくり観察してみましょう。同時に「職場での避けたい立場や、働き方」も周りの人をサンプルに考えてみるといいと思います。そして、前者と後者は何が違うのかを見極めてみる。身近で具体的に「なりたい人」「なりたくない人」を見つけると、働くモチベーションを持ちやすくなると思いますよ。
Q:上司が自分のことをちゃんと評価してくれません。
A:自己評価は合っていますか? 自分の周囲からのイメージを調査し よう。
人って案外自分のことは見えていないものだし、職場の上司や同僚も周りの人の思考を100パーセント理解してはいません。「評価されてない」と思ったら、まずは自分がどんなキャラクターで、どれほどの実力があると思われているかを正しく把握することから始めましょう。
直属の上司だと聞きづらい場合があるので、たとえば前の部署の上司や自分の働きぶりをよく知る先輩に「自分はどんな部下でした?」「どう思われていました?」と率直に聞く。たぶん予想していた自分像と異なる答えが返ってくるはず。その姿こそが仕事上での自分の真のキャラクターと理解しましょう。
同時に押さえておくべきことは、上司の信頼や評価を勝ち取る一発逆転の方法はない、ということ。「メールの返信がとにかく遅い」なら迅速に、「行き詰まると感情的になる」なら平常心でいることを心がける、など基本的な仕事のマナーをクリアしているかどうかも見直してみましょう。
キャラクターは日々の行動の積み重ねによって、人格になっていきます。まずは業務上の人格者=「ビジネスいい人」を目指す。一ヶ月ほど続けていくと、印象はどんどんよくなるはずです。