よみタイ

不倫だけでは終わらない「不良夫婦」に驚愕展開、都議会選の舞台裏レポ…7月の人気「よみもの連載」TOP5

2021年7月1日から31日までの約1か月間「よみタイ」でよく読まれた「よみもの連載」作品TOP5を発表します!
前回は、翻訳家・村井理子さんの「犬と本とごはんがあれば 湖畔の読書時間」がトップに輝きました。
果たして今回のランキングはどのようなラインナップとなるでしょうか!?
各連載の読みどころもあわせてご紹介します。

(構成・文/よみタイ編集部)

【5位】【文豪と心中】愛する女性をモノ扱いすることは絶対に許せない──有島武郎と波多野秋子、不倫愛の壮絶な最期/「ブンゴウ泣きたい夜しかない。~文豪たちのなんだかおかしい人生劇場」(進士素丸)

いつも気難しそうな顔をしていて、メガネかけてヒゲなんか生やしていて、伊豆あたりの温泉旅館の一室で吸い殻山盛りの灰皿を脇目に、難しい小説なんか書いている……。
そんなイメージを持たれがちな「文豪」の人間臭い一面に、ライターで文筆家の進士素丸さんが迫る「ブンゴウ泣きたい夜しかない。~文豪たちのなんだかおかしい人生劇場」。

大人気文豪列伝の連載第19回(7月14日配信)が第5位にランクインしました!

今回注目する文豪は、有島武郎。
『カインの末裔』『生れ出づる悩み』『或る女』など、数々の名作小説を世に送り出した、日本近代文学の第一人者です。

所蔵/国立国会図書館
所蔵/国立国会図書館

有島は、軽井沢で記者の波多野秋子と心中し、世間を騒がせたことでも知られています。
大蔵官僚である父を持ち、学習院出身、ハーバード大学にも留学経験があって英語も堪能。そんなエリート人気作家がキャリアウーマンと心中。しかも秋子には夫がいたことから、2人の事件は、当時センセーショナルに報じられました。

2人はなぜ道ならぬ恋に走り、心中という悲しい結末を選んだのでしょうか。
誰もが羨むようなキャリアと容姿をあわせもっていた有島と秋子、2人の心に潜んでいた闇とは……。

・連載本編 「【文豪と心中】愛する女性をモノ扱いすることは絶対に許せない──有島武郎と波多野秋子、不倫愛の壮絶な最期」
・「ブンゴウ泣きたい夜しかない。~文豪たちのなんだかおかしい人生劇場」連載一覧

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